家庭連合とサンクチュアリ協会の「教会長」スタンスの相違点

私は以前、統一教会の地方の教会長をやっていました。今はサンクチュアリ大分の教会長です。今回はその立場がどのように違うかを個人的見解として述べてみたいと思います。
・まず給与について
私は
サンクチュアリ協会から給料は貰っていません。細々と山奥で農業をやりながら、時にはバイトをしながら生計を立てています。またアメリカのサンクチュアリ協会本部に行ったときとかは全部自費です。
家庭連合では、教会長、公職者は給料を結構な額をもらっています。その額は本部が査定しています。そして今は、年金支給をすることが決定して、韓国へ行くとかのすべての交通費は公的に支給されています。
お父様のみことば
祭司長たちは、月給をもらって天の仕事をするのではありません。月給をもらって生活するのではありません。「私の生活がどれだけ乏しいのか……。もらわなければなりません」と思うのではありません。犠牲の代価をもらい生活しなければなりません。血を流すところには、皆が頭を下げるようになっています。そうでしょう? 涙を流さず、犠牲にならずに代価を求める祭司長は、腐った祭司長です。 牧会者の道 75p
教会長は祭司長の立場でありますから、給料をもらってする仕事ではありません。祭司長は祭物であるので、存在意識や所有意識を持ってはならないというのが真のお父様のみことばです。
今の家庭連合は「教会長」を管理するために、中央集権体制とするためにそのようにしています。
結果として日本の公職者を管理するために年間30億円以上という巨大な経費が必要となり、シックに高い経済ノルマがいつまでも続き、終わることがありません。
・教会長の位置(スタンス)について
サンクチュアリ協会では教会長は天使長の立場であるとします。天使長は本来、アダムとエバを協助し、神様に繋げる立場で、神様をあかしし、神様のみことばを教育する位置にあります。
会員の方に報告、連絡を強要しません。したければするし、したくなければしなくていいのです。本来神様と交流するようになることが目的であるので、何ら問題ありません。
天一国主人は家庭長であるので、そのようになるように援助することに徹するようにします。それがサンクチュアリの教会長の仕事です。
一方
家庭連合ではその位置を父母の代身としています。
特に、真のお父様聖和のあと、韓オモニは自分を絶対者として強調するようになりました。
父母の代身とする教会長も結局、父母様に侍る生活を自分にも強要するようになります。アベルは絶対であり、通さずしては神様の前に出ることができないとして、報告、連絡、ノルマの達成を強要するようになり、結果として独裁体制となります。
韓国人教会長が不正貯蓄をしたりする根本的な原因がそこにあります。
韓オモニが堕落した状態の中で、ますますサタン化するようになると思います。
お父様のみことば
神の摂理は、アベルを救うための摂理ではありません。アベルを祭物として、カインを救う摂理ですから、尊いものをカインに向けるのであって、アベルに向ける原則ではありません。
日本の責任者たちは、「教会長だからアベルであり、君たちはカインだから、カインはアベルに屈服するのが原理だから従え」と先生が教えない原理の教えをしているのではありませんか?
そういう原理はありません。愛の力でもって、自動的に自然に頭を下げるような、そういう使命を果たさない者はアベルではありません。アベルの立つ基盤がありません。勝利し得なかったのですから、神は認めません。それは個人的、家庭的、氏族的、民族的においても同じことです。 み旨と世界 702p
・会計の透明化について
サンクチュアリ協会では会計を透明化しています。
アメリカの協会本部も公表しています。こちらの会計状況もいつも明確に記録していて、透明化しています。
それは、天一国主人である各家庭から献金されたものでありますから、一個人がその意思で勝手に使用するということは考えられないことです。どのように献金され、その動きがどうなっているのかを天一国主人家庭はいつでも知ることができます。
家庭連合はどうでしょうか。
全く、公表されることなく、限りなく不透明です。
それは献金されているシックを愚弄しているそのものです。自分たちが神になっているからであって、シックを下部組織として位置づけているからです。
献金状況が透明化されていないことは公的にされていないことであり、それはサタン支配下であることの証明となります。
心ある家庭連合の教会長、公職者の皆様がこの現状を一番良くご存知だと思います。
これ以上シックを苦しめることのなきよう、真のお父様の伝統と思想を実体化するために努力していただきたいと思います。
そして家庭連合シックの皆様は本心の叫びに従って、真のお父様の願いを成就する立場に戻っていただきたく、切に希望します。
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