阿南信義

人間を救うための神様の最大の秘法

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人間を救うための神様の最大の秘法



真のお父様のみことば  1972年7月16日 


私たち人間は、何をしなければならないのでしょうか。神様は原因的な存在で、人間は結果的な存在ですから、原因的な存在のために生きなければならないのです。それで、「心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ」(マタイ二二・三七)と言ったのです。逆になっているのです。

 それから、「生きんとする者は死に、死なんとする者は生きん」と言います。では、何の目的もなく死にますか。神様のために死のうとする人は生き、自分のために生きようとする人は死ぬというのです。それを知らなければなりません。

 そういう反対的教訓があるのを見ると、それは完全な宗教思想です。完全な宗教、完全な神様がいらっしゃるならば、その神様は罪悪になった因縁圏内に固着されている人間を解放させるために、一時に革命をしなければならないのです。それで、人間を信じないで、人間の思想を信じないで神様の思想を信じなさいというのです。これが、人間を救うための神様の最大の秘法ではないでしょうか。そのような結論が出てくるのです。

 完全な宗教とはいかなるものでしょうか。自我否定を教える宗教です。自我否定を自覚すると同時に、その次には何でしょうか。「他我」という言葉は変に聞こえるかもしれませんが、他我すなわち他人のために生きなさいというのです。その他人は、ただの他人ではありません。一つになる目的を中心とした他人です。相対的な私だというのです。神様が造られた天地万物は、造られた物としてだけあるのでなく、自らの性相を発展させたもう一つの我だというのです。

 それゆえ、自我は私を通して形成されるのではありません。そのようなことができるようになれば、私たちは完成した人です。ただ完成できるなら、私たちには希望があり得ません。自我完成は自我を通してなされるのではなく、他我を通して、別のものを通して成されるのです。

 聖書を見れば、「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」(ヨハネ一五・一三)と言ったではないですか。隣人を愛することは、他人を愛することではないのです。大きい環境を自分のように愛し、その愛したものが帰ってくるようになるときは、今の立場ではなく、より次元の高い、全体を包括した、全体が一つになった立場で、愛の主体格を備えることができるのです。

 そうなれば、それがより高い環境に向かって出発できる第二基台になるのです。その基台は第三基台、第四基台として、次元を高めて神様にまで上がるようになっています。それゆえ、人は高次的な希望をもつのです。





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