11条は重要な神様の復帰摂理の根本

11条は重要な神様の復帰摂理の根本
真のお父様のみことば 1999年9月9日
キリスト教で研究しているのは11条です。神様は、堕落した世界をすべて失ってしまわれ、神様には一つしか残されませんでした。そこで、“10”という数字において、10数の基台を越えていかなければなりません。
ですから皆さん、考えてみれば、賭博場では9数が一番の“王”です。最も良い数字だというのです。賭博というものは“破壊”です。家庭破綻、社会破綻です。それは、9数を絶対視しているのです。
しかし、そうではありません。堕落することのよって、サタンの全権が“1”から“9”まで、すべてサタン圏に持って行ったのです。復帰歴史において、神様が“10分の一条”という一条圏を残して、その一条圏を中心として悪の歴史、つまり一つの個人アベル、一つの家庭アベルを中心として、世界版図カイン、世界版図家庭、世界版図氏族、世界版図民族、世界版図国家を清算しようとしたので、キリスト教文化圏を中心として世界化運動をしてきたのです。
第二次大戦後、1945年を中心として、そのとき、キリスト教というものはカインとアベルに分かれていました。旧教と新教が怨讐になっていたのです。
その旧教と新教が統一されなかったことによって、ここに何が出てきたのかというと、無神論と有神論の闘争が出てくるのです。宗教圏の統一が成し遂げられれば、世界が統一されるのですが、これが崩れてしまうことによって、サタン世界の全権を中心として共産主義が世界を覆ってしまいました。
神様は堕落した人間をいかにして救うかという問題を解決するために、カインアベルの分立摂理が展開されました。それはアダムの家庭の原理から私たちをそれを知ることができます。
堕落人間にはじめて11条の摂理が万物を通してなされたのはアブラハムの時でした。アブラハムが祭司のサレムの王メルキゼデクに10分の一の万物を捧げたことから始まりました。
万物は人間を再創造するための神の摂理で神様が人間を主管することのできる道を開くためでした。
本来はすべての万物は神様の主管化にあるべきものが、サタンがすべてを主管する結果となってしまいました。その万物を裂いてカインアベルに分立していく摂理が11条の献金摂理ということになります。
献金ということに意識を奪われがちですが、その根本は神様がとることのできるアベルを確立することです。アベルの1条圏を天がとることができれば残りの9条も神様が主管することができるというのがみことばです。
1条圏を天に捧げることによって、すべての万物を捧げたことになり人間の再創造が始まります。神様が干渉することのできる人間の位置が決定することになります。その思想によってユダヤ教は発展し、メシヤを迎える準備をしてきました。マラキ書では10分の一をささげない者は神のものを盗んでいるとまで言っています。
メシヤ降臨準備時代においての400年の期間、カインアベルに分立して、ユダヤ教を聖別し神様が主管できる国家的体制を準備するためにそのことをそこまで神様は強調されたのだと思います。
今日、天一国憲法の第3の原則に「公金を乱用してはいけない。」とあります。11条は公金でありますので、その摂理をおろそかにすることは天一国憲法に違反するということにつながります。サタンに讒訴権をもった状態では神の国に入ることができないことになるので、そのことが大きな原則のひとつとして記載されています。
下をクリックお願いします

スポンサーサイト