阿南信義

イエス様の十字架の原因と第一オモニの失敗



イエス様の十字架の原因


一勝日の意義1


真のお父様のみことば  1985年1月20日 一勝日の意義

カイン、アベルを探す前に、カイン、アベルがいる以前に、堕落した父母がいました。したがって、カイン、アベルが生まれる前に、神様の前に真なる父母が決定されてから、天的カインを、復帰の子女を連結することができるのです。これを知らなければなりません。

二人が一つとなって迎え入れなければ、父母は来ることができません。では、国家的であるためにだれがカインであるかといえば、国家がカインの立場であり、教会がアベルの立場なのです。これ(国家)が長子とならなければならないし、これ(教会)が次子とならなければなりません。そのような立場に立たなければなりません。このように延長されたのがアメリカであり、アメリカを見ると、アメリカとキリスト教がカイン、アベルと全く同じ立場なのです。

世界的にそうなのです。ところで、政府は全部サタン圏です。長子カインが教会を打とうとします。これを蕩減復帰しなければなりません。そのような立場です。では、イエス様の時、国家的な基準においてカイン、アベル、国と教会か完全に一つになって、イエス様と一つとなったならば、これは復帰された国家基盤の上にサタン圏讒訴基準を越えるのです。


 イエス様が来て最初にしなければならなかったことは、ユダヤ教も必要でありユダヤの国家も必要ですが、最初になさなければならないことは父母の立場、堕落していない父母の立場を決定して、カインとアベル、長子圏と次子圏とを連結し、父母の立場の決定をなされなければならなかったのです。しかし、それを果たさないうちに死んでしまったのです。

カイン、アベルの二人が一つになり、ローマまでも加わって、これがカイン、アベル、天使なのです。サタン側に天使なのですが、三人が合わさってイエス様を打ったのです。ですから、神側の基盤を完全に失いました。そして復活してから、霊的基準を中心としてキリスト教が出発するようになったのです。四十日以後に出発することのできるこのような霊的基準を中心として、世界、国家の代表一二〇人を中心として、二〇〇〇年間発展してきました。国家的基準において世界的な基準にまで、二〇〇〇年かかってキリスト教文化圏が全世界を完全を包むことのできる、その一つの所に向かって歴史は発展してきたのです。



1945年のとき、第一のオモニの失敗

一勝日の意義2



真のお父様のみことば 1985年1月4日 内的統一教会史

 一九四五年、解放のその日には、アメリカを中心として全世界を収拾することができるようになるのです。世界が連結することができるのです。そうであったならば、韓国が南北に分かれたでしょうか。民主主義世界と共産主義世界に分かれることもなかったはずです。そして、今日、自由世界は共産主義によって分裂させられることもなかったのです。分かりますか? 世界を神の圏内に治めることのできる期限がこの三年、一九四八年までの間だったのです。

 もし、解放前にこのような基盤ができていたならば、獄中に入っていたすべての再建派は、先生と一体化したその基盤の上でそのままスタートすることができたのです。そのようになれば、既成教会全体に知られるようになって、連合軍(米・英・仏)を迎え入れることのできる基盤となったのでした。それは間違いのないことです。韓国の既成教会はこれしか道がありません。第二次大戦が終り、連合軍が入って来る時、誰が迎えることができるかと言えば、投獄された牧師・聖職者たちが連合軍を迎えるようになるのです。国連軍もここに歓迎されたでしょう。そうなれば、韓国は南北に分かれることなく、神霊的なこれらの人たちは連合軍を中心として、サタンが侵入することのできる余地がなかったはずです。

 しかし、こうした状況がすべて壊れてしまったので、仕方なく、先生は残された基盤のなかから、わずかな条件を探し出して、それを立てて取り戻していこうとしたのです。このままでは、これらの集団が全部なくなってしまうので、先生は一人孤独な立場において、そこに多くの人々を送って、三回以上通告しました。「受け入れない場合は、あなたたちの国家と世界は破壊されて、今まであなたたちの立てた功績は天が収めてしまうだろう。」と通告したのです。そうしてすべてのことを成して、それを全部収めることができる基盤をすべて整えておいた上で、“解放”を願って待ったのです。

 しかしもし、ここで成就できなかった場合には、ここでできる基盤を連結させようと考え、ある神霊集団を中心として成そうとしました。ここにおいて、アダムの立場にある先生は、旧約完成、新約完成を成して成約の出発を成し、次には旧約のエバ、新約のエバ、成約のエバが出発することのできる基盤の条件を立てるために、結婚が行なわれたのです。だから、ここにどれほど危険な負担をもって出発しなければならなかったか、ということを知らなければなりません。もし、この花嫁が先生を裏切れば、どうすればよいのでしょうか?

 では、その女性はどこを代表した人かといえば、この神霊集団の女性を代表した人なのです。その集団の責任者が最も愛した人を取り出したのです。その女性は獄中生活もし、あらゆる面で女性の代表者として蕩減を受けた方なのです。しかし、エバが知らないうちに堕落したのと同じように、自分の夫を通して復帰されていく事実を全然知らなかったのです。神の御旨を知らないのです。霊界との神霊的な接触はたびたびするのですが、これからメシヤがどのようになり、神様の天国がどのようになるかといったことに対して、その女性は知らなかったのです。分かりますか? だから、これからは女性はアダムの前に、夫の前に絶対服従しなければならないというのです。

 このようにして、(韓国は)アメリカと連結することによって解放されたのです。では、このグループの人たちはどこに行ったのでしょう。彼らは、神霊集団の背景を中心として、自分たちのグループ、グループにみんな分立していき、連結すべき責任を果たすことができませんでした。これを合わせて連合軍が韓国に来た時、アベルの立場の集団がすべて散り散りばらばらになることによって、カインの立場の集団が登場して、連合軍を迎え入れたのです。ですから、カインの圏内は非常に大きくなり、アベルの圏はほんの一部となりました。そして、連合軍と一つになって統一教会に反対する群れはサタン側になったのです。

 ここから、統一教会への迫害が始まり、反対が始まるのです。そこにサタンが付いて歩きながら反対するようになっていったのです。一九四八年までの三年間にその基盤を造ることができず、その女性自身も、先生と百パーセント一つになって、信じ、従って来ればよかったのですが、先生に反対する側に付いて行ったのでした。牢獄から解放されて出てきた牧師たちも、そちらの方に付いて行きました。そして、彼らは「再び来られる再臨主は、雲に乗って来るのであって、人の子として来るのではない。」と主張したのです。

 一体、なぜそのようになったのでしょうか?監獄に入っていた牧師たちはすべて、再臨主が人として、肉体をもって来られるということは知らなかったのです。神霊集団の、責任を持っている数人しか、そのことを知らなかったので、これらの獄中のクリスチャンたちが監獄から出て来た時、みんな、「主は雲に乗って来られる。」と言ったため、神霊集団の人々も、みんなそこに引き込まれてしまったのです。彼らも、「解放後に主が来られる。」という啓示を受けていたのは事実でしたが、皆そのような過去に持っていた信仰観念を維持していくことができなかったのです。

 だからといって、先生はその女性には復帰歴史のすべてを教えてあげることができなかったのです。すべてを教えてあげればそれを信じたでしょう。しかし、そうすることがまだ許されていない時代だったのです。ですから、彼女はただ先生の言うことを聞き、一体化しさえすれば、後々にはその真理を教えることができたはずでした。

 しかしながら、(彼女は)彼女の母親や、獄中から出てきた牧師たちと共に、先生を異端視するようになったのです。それ以降、霊界から啓示を受けていた神霊集団の人たちは、全部先生の行く道を塞ぐ運動をするようになりました。それで、統一教会の先生の家庭はキリスト教によってめちゃくちゃになり、神霊的な路程の出発が破壊されてしまいました。ここから十四年間すべてが反対したので、レバレンド・ムーンは一人で、基盤を整えることができず、待ったのです。

以上。


訓読、ありがとうございました。



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