日本(エバ国)の恨は残されたままに
1999年1月の出来事とその背景
今から22年前、
1999年1月の神の日の式典は南米のウルグアイで行われ、当時TSのスタッフであったことから私もその場に参加する機会にめぐまれました。神の日の式典の翌日にお父様からの深刻なみことばがありました。そのことに対してその場にいたものとして実際、直接見て聞いた内容から報告する義務と責任を感じて記すことにしました。
その時、
1999年に3億6千万双の国際祝福式を日本でできないことになったことに対する真のお父様の凄まじい叱責のみことばがその時語られました。本来、その祝福式は日本で成さなければならない摂理的意義があったからでした。
1999年、日本に真のお父様をお迎えすることができず、3億6千万双祝福式が出来できなかったことに対してみことばのポイントは、
・日本に先生が入れないということはエバとして、アダム受け入れないことであり、新婦の使命を果たせなかったこととなる。日本は堕落した立場になった。先生は日本と離婚する。
・7年路程は摂理的国家で3万双祝福式は韓国で、4000万双は米国でおこなった、3億6千万双は日本でで行う神様の計画があったのにそれを破壊した。
・母の腹から子女が繁殖する。国家的に日本で祝福式を行なうことで全世界に祝福が拡大するのが神様の予定であった。それがふさがれた。
「祝福式は日本で行うことができない」と日本の責任者が報告したときに、台湾の責任者が手を挙げて、台湾で行うことを提案しましたが、真のお父様は色々な条件を出されて、手を引かざるを得ないように成されました。
その祝福式を台湾でなく、韓国で行うようにお父様が変更された背景は、
・台湾で3億6千万双祝福を行うことになれば完全にエバ国の摂理は日本から台湾に移行し、日本は滅びる方向になる。それまでの日本の功績は消えてしまう。
・エバの失敗はアダムが蕩減しなければならない。先生と韓国が責任を持つしかない。もし他でその祝福式を行えば日本のメンツはつぶれていくところがなくなってしまう。
・台湾のリーダーが手を挙げたのを、お父様が様々な理由をあげられて説明しながら、台湾自ら手を下すよう導かれ、韓国でやるしかないようになされた。
とにかく、今まで体験したことのない深刻な雰囲気で、日本の失敗に激怒された真のお父様のお姿がありました。それはまさに、神様の深刻な嘆きと悲しみであると、私の脳裏から消えることはありません。
それで、1995年の1月に次のようなみことばがあります。1999年の4年前のことです。
真のお父様のみことば
今までの歴史上にない、東洋世界に例のない宗教指導者として、16万人の理論的な世界的女性連合ができたのです。それで日本の女性は、母の心情でもって、世界の国々に行って乳を飲ませるのです。大使館を天使長に立てていくのです。大使館は自国の利益のためにだけあるのではないのです。母親の立場で、大使館を天使長として立てて、その国の利益となる乳を飲ませて伝統を立てるのです。
エバ国家の救済のために、男を二人ずつ伝道して32万にした場合には、統一教会のメンバーを中心として50万世帯ができるのです。一世帯を4人とすれば、2百万が復帰されるのです。それを3年以内に2千万、10倍以上にするのです。その時は、「なぜ文先生を入れないのか」と叱るのです。そうなったら、もう大変です。おしまいです。ですから恐ろしいのです。指導者は慎重に決断しなければならないのです。分かりましたか? (はい)歴史が引っかかっているのです。
それで慎重なのです。こういう話を聞いて日本に帰ったならば、一人が10人を目標に、一族、友達、親戚の従兄弟など復帰すれば、何十人も何百人もつながってくる基盤になるのです。
そのような価値を知って、日本救済、エバ国家摂理の勝利の旗を掲げる神様の相対として、世界を風靡させるような天運を持つ日本人の男として、堕落した天使長の後継者になるか、それとも完成したアダムの理想国家の後継者になるのかというのです。どうしますか? 反対する日本に歩調を合わせて堕落天使長の立場に立ちますか、アダムの方向に歩調を合わせる天使長になりますか? どっちですか? (アダムのほうです)。真剣なことです。日本人に正面きってこう言うのは、日本自体が反対していることを知っているからです。はっきり言っておきます。これは、文先生の宇宙的宣言です。1995.1.19(蕩減復帰の峠を越えましょう)
お父様は日本の国が反対してメシヤを受け入れないことを知っていました。その上で、40年前のキリスト教に代わる立場として新婦の国を建てようとされました。それであらかじめ上記のようにみことばをもって指導してくださっていたと思います。天宙的宣言として警告されていました。
エバはアダムと天使長を結果として、堕落させました。2人を堕落させたことになります。ですので16万女性は32万の男性を復帰する責任があります。3年間で10倍化する摂理を本当に深刻に決意し実践していれば、その基盤のもとに国を動かすことができたはずです。
2000年までの神様の摂理の背景を深刻に考え、相対することをしなかった結果が1999年1月に真のお父様をお迎えし、3億6千万双祝福式が出来なかったことになりました。
2000年まで、真のお父様の80歳を迎えるまでに国家的新婦の立場が立たなければならない神様の摂理がありました。
真のお父様は1991年の神の日、次のように祈祷されています。
真のお父様の祈祷
愛するお父様。今、1990年を送り、新しい1991年を迎える元旦の新しい朝の瞬間です。
歴史時代を回顧します時、この身がこの地上に生まれてから満70歳を越え、新しく71歳に向かうこの瞬間は、摂理歴史においては70年の歴史を蕩減し、清算し、この地上にかくも罪悪と死亡の曲折の事縁を残してきたサタン世界のすべての主権を除去し、天が新しく勝利の基台を準備して、天の主権の世界を建立できる新しい80歳代の再出発時代の劈頭(へきとう)を迎えました。
今、この十年間を中心として、この身が80歳代までに国を越え、世界を越えて、歴史的に複雑な世の中のすべての問題を清算して、天の国を地上に完成させなければならない重大なる時期が近づいてまいりました。 1991年1月1日神の日午前零時の祈祷
本来ならば、真のお父様が40歳までに天の国を地上に完成させることが神様の願いでありましたが、新婦としてキリスト教がその相対に立つことができず、40年延長しました。
そのキリスト教に代わる立場が日本の女性連合でした。その女性連合が国家的次元でメシヤの新婦圏に立つことが天の切実な願いでした。
それで、真のお父様が80歳の時、天の国を完成させる必要があり、その重大な使命をエバ国家が担っていたがゆえに、出来ないことに対する神様の激しい叱責であったと思います。
1993年の1月のみことばで氏族的メシヤの使命を7年間で1999年までに勝利する必要性を語られています。
真のお父様のみことば
イエス様はメシヤとして来られたにもかかわらず、一人十字架上で亡くなられたのですが、イエス様が成すことのできなかったみ旨を、先生の勝利的な背景を中心として東西南北に数万の家庭を氏族的メシヤとして派遣したために、この戦いは遠からずしてレバレンド・ムーンと統一教会の影響圏内に入り、氏族的メシヤの解放圏が目の前に迫ってきているのです。これから7年ほどの戦いを勝利すればすべてが終わるのです。
氏族的メシヤを勝利することによって、一瞬に恵みを受けることのできる時が訪れたということです。何千年もかけて摂理してきたすべてのみ旨が皆さんの生きている間に実を結ぶ驚くべき時代に入っているのです。お母様を中心として、1992年まで世界的に蕩減してきたのです。真の父母を中心としてあらゆるものを勝利してきました。4000年歴史をすべて蕩減したのです。もし、アダムとエバが堕落しなかったならば、完成していたはずの家庭基準を、今や世界的基準においてすべて成就したのです。ですから、皆さんの家庭をそこに接ぎ木すれば、世界的勝利圏を相続することができる時が来たのです。1993.1.28(勝利された真の父母様)
1999年3億6千万双祝福式を日本で行えず、真のお父様を日本にお迎えすることができなかった、エバ国家としての恨は残されたままであると思います。それをどうすれば解放することができるのかと考えれば、それは氏族的メシヤの勝利を核として展開した天一国創建の闘いだと思います。なぜなら、その恨は氏族的メシヤの勝利をすることができず、真のお父様を実体としてお迎えすることが出来なかったからです。
特に、氏族的メシヤとして任命されたものは、自分を含めて責任重大であり、一刻も早く勝利の基準を立てなければと思うものです。氏族的メシヤの宿命的使命を命ある限り、その目的に向かって挑戦し勝利しなければ永遠の恨を残すことになってしまいます。
三代王権を主体とし、氏族的メシヤ圏が完全な相対圏を構築するときに、天の皇族圏が形成されます。
そうしなければ日本の恨は解くことができないと考えます。

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