阿南信義

「防御と創建」の目的と万物復帰の意義

「防御と創建」の目的と万物復帰の意義

防御と創建の目的
①2020.10.14鉄杖自由祝祭の準備を二代王様とともにする。
②真の父母様記念館の完成は人間の責任分担。
③アベルの長子権のための真の父母様記念館は神様の重要拠点。
④真の父母様のために侍りたい万物の心情を復帰。


亨進二代王様は10.14の鉄杖自由祝祭に対してアメリカと世界を相手にして準備しておられます。私たちは二代王様と心情をともにしながら、三代王権と一つになる歩みをすることが最重要な課題であると思います。
「防御と創建」に参加することはそのことにつながります。


万物復帰の意義
①堕落の根源である自己を中心とした所有欲を捨て、神様の愛を相続する。
②堕落した人間を復帰し、再創造するために万物が必要。
③万物は真の方によって主管を受けたい。
④万物をサタン世界から取り戻して、自己を再創造する。






①堕落の根源である自己を中心とした所有欲を捨て、神様の愛を相続する。

みことば 1982.2.6 完全なる理想の実現 
悪の根源と始まりは、自分のために何かを所有したいという方向を誤った欲望からでした。エバとエバの愛は神とアダムと全宇宙のものでしたが、天使はエバの愛を自分の満足と慰めを得るために求めました。堕落は自分のために所有しようとする欲望から起こったのです。これはまた、復帰が始まる基点ともなります。人々は自分勝手な所有欲を捨て、それを正しい方向に向けることを学ばなくてはなりません。

したがってすべての欲望を自分中心におく“私”という観点は、自分の最大の敵であります。悪の根源は自分の中に存在しているのです。自分自身が直面する戦いはまずサタンにあやつられている“私”という観点から始まります。ではどうしたらわがままな“私”を取り去ることができるでしょうか。それは神と世界を何よりも愛することを学ぶことによってのみ可能です。自分が所有したいと思うものは神の愛のみ、また所有されたいと願うのも神の愛によってのみである、と言い得るに違いありません。あなたがたが万物復帰に行くとき、あなたがたは自分の所有感覚を改める最良の最も実際的な訓練を受けているのです。

あなたがたはその日の実績のすべてを神と神の目的のために捧げています。迫害されながら万物復帰をすることは自分をより早く訓練することになります。この観点からすれば、あなたがたが耐えている苦労は良いことでしょうか。それとも悪いことでしょうか。

万物復帰1

万物復帰2


②堕落した人間を復帰し、再創造するために万物が必要。

みことば 1984.7.10 祝福子女修練会
 蕩減路程。万物復帰はなぜするの? 罪悪の世界にいる人間も復帰しなければならないけれど、万物も天の前へ返さなければなりません。私を再創造するという人間の責任分担があるために、神様の所有物が必要であり、そのために万物を復帰しなければならないのです。

堕落した人間を再創造するためには、神様は、神様の所管内にある万物が必要だと言うのです。つまり、私を再創造することができる、神様だけが所有することのできる万物がなければなりません。ところが堕落したために、すべてサタンの万物になってしまいました。だから、万物を神様の前に返してから、その万物を通じて、初めて私を再創造することができるというのです。そういう物質を神様の前に捧げることにより、私を再創造した条件を立ててくれるというのです。そのための万物はどこからくるか? すべての家、すべての人々の所へ訪ねて行って、一つ一つ精誠を尽くして、すべて分配してもらうのです。それが何で表示されるかと言うと、お金で表示されるというのです。それを絶対に自分が所有してはいけない。それは、完全に天へ返さなければいけません。一文も自分が手をつけてはいけないというのです。先生はそのような蕩減条件を立てておいたというのです。


 世の中の万物条件を全部捜して立てておいてから、神様の前に三年半の間、心と体で精誠を尽くさなければなりません。そこではあらゆる冷遇を受け、涙も流し、あらゆることをするのです。逃げ出したいときも我慢し、あらゆることを全部受け入れなければなりません。唾を吐きかけられ、足を蹴られても、そこに精誠を尽くし、その場で天の心情を中心にして、君たちが受け入れれば、その家が祝福されるというのです。

その家が、万物を感謝する心で提供するとしたら、祝福されるというのです。神様が干渉することができる圏内に入るというのです。何人かが神様の干渉することができる圏内に入ってくると、地上が清くなるというのです。君たちを再創造することができる物質的な起源が何もないので、このようにして神様の前に捧げて、私を再創造することができるアダム・エバの地を造らなければなりません。そのような物質的な条件を立てるために、万物復帰をするというのです。

万物復帰3


③万物は真の方によって主管を受けたい。

みことば 1989.6.4 万物の日と所有権
今や万物は無言のデモをしています。「私たちは本然の所有者のもとに帰りたい」と。万物は神様に抗議して、「どうして私たちを創造なさったのですか、そして正当でない所有者の暴政と奴隷という位置のもとで私たちを苦しませるのですか」と言います。
 歴史を通して、多くの人々が万物を搾取してきました。万物がそれを望まなかったにもかかわらず、万物を食べ、多大なる悪事を行うために利用しました。ですから、万物は神様に抗議し続けて、「どうして人間と万物を切り離して下さらなかったのですか。そうすれば、不当に私たちは創造の歴史を通じて、惨めに苦しむ必要はなかったのです。どうして私たちが苦しまなければならなかったのですか」と言います。万物と人間の間に何が起こっているのか、生きた人間の魂の中で知っている、あるいは理解している者は誰一人いません。

 歴史を通して、この大宇宙の中でただ一人だけがそれを理解しているのです。それがレバレンド・ムーンです。神の日、父母の日、子女の日という最も重要な日に、万物の日を同じランクに加えたという先生の驚くほどの叡智に対して、万物は喝采を送ります。実状を理解してくれたレバレンド・ムーンに対して、万物は感謝し、真に喝采を送ります。ですから万物はレバレンド・ムーンとそれを支える教会員である統一教会員たちに感謝せざるを得ないのです。統一教会員たちに対しても万物は「私たちを理解し、正当に扱って下さってありがとう」と言います。(拍手) 

統一教会員たちが全員万物復帰をする時、万物は万物復帰をしているメンバーたちは金持ちの所へ行くべきではないことを知っています。それは金持ちはサタンによって占有されてしまっていて、自由ではないからです。彼らはサタンの奴隷です。一方、中間所得、あるいは低所得の人々は比較的自由なので、万物は「彼らの所に万物復帰に行きなさい」と言います。統一教会員たちはそのことを例外なく経験しています。低所得の人々の所へ行くと、すべてを与えてくれたのです。

万物はこの傾向が、低所得者から中間所得者へと上昇し、今、中高所得者が与え始めるようになると、確実に終末がとても近付いていることを悟ってきています。万物は知っていたのです。ですから、共和党が計画を立てて、総力をあげて実行する政党の時には、レバレンド・ムーンはその活動を支援するために、特別の万物復帰チームを送ります。すると万物は、「イエス。私たちは全員米国を真っ直ぐに立て直すために協力します」と言います。そのような時がくれば万物は喜んで行います。


④万物をサタン世界から取り戻して、自己を再創造する。

みことば 1983.6.5 私を中心とした父母と子女と万物世界
 堕落してすべてを失ってしまいました。そこで万物の条件も立てなければなりません。統一教会が万物の条件を立てるのは再創造するためです。サタン世界になってしまったので、神の側には何もありません。神側に何もなくては、アダムとエバを再創造することができません。神はアダムとエバを先に創造しましたか、万物を先に創造しましたか? (万物です)。では万物をサタン世界に行って、取り戻してこなければなりません。世界代表を中心とした所に行って、世界代表した精髄を取ってこなければなりません。そこにおいては、すべての国が反対します。そのようにサタンが反対する中において、仕方なく探してきました。
 

本来、すべての万物の所有は、真なる愛をもつ人がするのが原則です。「君(サタン)は真の愛をすることができなかったけれど、私は真なる愛をしたので、このものを私に渡してくれなければならない」と言うときには、サタンも仕方ありません。サタン世界の所有として愛する以上の愛する心で愛さなければなりません。それで十一条、サタン世界でも十一条の代わりに(税を収めています)。三掛ける三は九で、これが三段階(黒板使用)、十数は神側に入り十一条に対するものを取り戻してこなければなりません。

万物復帰4


その意味において、サタン世界から取り戻してこなければなりません。人類を愛し、世界を愛し、神を愛するにおいて、君(サタン)よりは優れているという立場に立って、取り戻してこなければなりません。精誠を尽くしてそうするのです。それは万物において、条件を立ててやったことであって、全体ではありません。全体の核心、種を取り戻してこなければなりません。条件というのは種です。それを取り戻してから、初めて自分自身が再創造されるのです。自分を通して再創造するにおいて、万物が必要です。万物を愛するうちに、万物を愛する本然の私になります。





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