恩讐を愛することが伝道の目的
昨日は群馬県まで出かけていました。高崎市までどうしても届けないといけない大きな荷物があったため、車での移動です。軽のバンにいっぱいの荷物を積むとズッシリと沈むようになります。これで高速道路を走るわけですので、スピードは出ないし、トラックから追い越されると風圧でふらつくし、運転でこれほど長時間ストレスを感じたのは初めてでした。重荷を背負って歩まなければならない自分の人生のようです。
それと古い友人を伝道することがもうひとつの目的でした。すぐには理解してもらえずとも、会って話はできるだろうと懐かしさと愛おしさがこみ上げていましたが、予想を裏切り、「会って話しても時間の無駄」、「今更人間関係を複雑にしたくない」とのことで、すぐには難しい現状でした。それを知って、内的心情はガックリで、神様の悔しく、悲しい心情を知った思いでした。
逆にまた、聖殿シック一人一人が慕わしく、どれほど神様が愛している貴重な一人一人であるかをあらためて自覚させられ、感謝の心情です。
少し時間が立って、何のための伝道であるのかと考えると。
「天使長を愛すること」であるとのみことばがあります。恩讐となった天使長を愛するのが伝道であり、神様の復帰摂理においてアベルが犠牲となって、恩讐を愛してきたことを学んで知っています。それで伝道はその神様の心情を知って相続することが内的な目的であるので、伝道は迫害を受けていく必要があるということになります。
神様は最愛の真の娘を奪ったところの恩讐である天使長を自然屈服させるために、どれだけの犠牲の道をたどってこられたか、その心情の世界を知るために、「恩讐を愛する」ことが伝道の目的だと言えます。
この度のことを経験して。
時間が経つほど家庭連合のガードは固くなって、難しくなってきているのは感じますが、伝道の目的は人を増やすことが目的ではなく、本当の目的は「恩讐を愛すること」ですので、ますます挑戦しようと考えています。それを継続して条件が満ちれば、必ず、天が準備されたところの人物が待ってくれていると思えば、伝道の苦労は喜びでワクワクしてきます。

群馬から戻る途中の景色、榛名山です
真のお父様のみことば 「信仰の三子女と本然の家庭基盤」 1983.5.13
それで霊の子が必要であるということがはっきりと分かりましたね。はい)。それは、アダム家庭の堕落天使長を中心として、堕落して、落ちていった基準を、養子圏の家庭を中心として、実子の子供と共に侍り、一体となって完成基準、つまり天の直接主管圏に向けて、七年間を通過して越えることができる。
その間はあなたたちは働かなくてはならない。しかし、その基準を越えたとしても、その霊の子の連結体、すなわち、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界の復帰はアダム、エバの使命だというんだね。それと同じように、祝福家庭の各家庭自体が世界を復帰しなければならない使命をもっているというんだね。分かりました?
だから、その家庭が世界復帰するまで、犠牲にならなければなりません。それを先生が身代わりになって、世界的、全体蕩減の代表的基盤として、家族、氏族、民族、国家、世界へと順繰り大きくしたのが第三次七年路程である。
みことば「信仰の三子女と本然の家庭基盤」1983.5.13

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