原理を学び原点にかえる
18日は原理講義をこちらの聖殿で行いました。ズームで5箇所をつないでの講義です。11名の参加者でした。参加は自由なので出たい人がでて、原理を学ぶようにしています。
参加した方々の感想は「原理を学ぶことを通して原点に返ることができるし、原理をどう伝えるかという観点から学ぶことができるので感謝です」。「久しぶりに原理を聞いて、そうだった、そうだったと思い起こされて、心の中に響いてきます」と、それぞれ神様との出会いがありました。
原理の本体であられる真のお父様と一つになるために、日々の原理学習の必要性を痛感しました。

真のお父様のみことば 「原理大修練会終了時」 1967.6.30
皆さんは原理はどういう内容になっているかという事を、一通り勉強した事になりますね。ここにおいて我々が忘れてはならない事実がある。それは何かというと、原理を理解した自分独りだけが救われるのではない。自分独りを救うために、原理の道に立たせてきたというものではない。我々がまず第一に考えなければならないことは、先祖たちが常にあるということ。霊界にいる数多くの霊人たちを解放する使命が残っている。だから、善なる功績を残した先祖たちは、我々による再臨復活を願っている。
しかし、今までの統一教会の聖徒たちは、そういう方面のことを考えていないんだね。自分の国のために働く。現在の日本の国のためということは考えているんだけれど、霊界にいってる善なる先祖たちの解放ということは考えていない。だから過去のいわゆる霊人たち、そして現在の自分の国家に属する人たち、それから自分の後孫に対する責任、それを考えていないんだね。しかし、我々はこういう方面に格別なる関心を持たなければならない。
アダムとエバを造るために神がいかに御苦労なさったか。彼らの上には神の御希望がある。神の願い、神の創造目的を完成するためには、アダム・エバがなくてはならないというんだね。だから神の目的を中心として、神自体を解放せしめてやるべき立場の者は誰かというと、アダムとエバであった。それから自分は自分ひとりではなく、横的この世界を代表しているということを忘れておった。横的万民の中心なる位置に立っていることを忘れた。だからこの平面的存在、いわゆる被造世界を代表した中心物たることを忘れた。それから、自分から億千万人の子女が繁殖されることを忘れた。だから自分は、神の理想を完成すべき存在であり、被造世界すべてのことを代表した立場に立っており、それから万民の後孫に対しては先祖たる立場にいるということを忘れた。
それを忘れて、ただ自分独りのみおると思った結果、そういう立場から堕落をなしていったというんだね。もしも、こういう因縁、こういう関係を持った自分の立場であるということがはっきりわかっていたならば、アダムとエバはそういう生々しい行動はできなかったはずである。自分の一歩、自分の一挙手、一投足を神より以上にもっと考えなければならない立場がアダムとエバの立場であったのにも拘らず、そういうことを考えず、自分独りの立場のように考えたその基準から堕落が始まったというんだね。
原理を学んで復帰目的を完成するという立場から考えてみると、我々がアダム・エバの身代りとして立たなければならないという事はもちろんの事である。そういう見地から見れば、我々にとっては神の願いはもとより、堕落した結果、今までこれを復帰するために数多くの先祖たちが霊界にいって、地上にその目的の実体が現われてきて、自分たちを解放してくれることを願っているというんだね。それを思うと、アダム・エバよりもっと重大な立場に立っておる。それから、自分一人を中心として横的な世界の三十六億以上の人類が関係をなしているというんだね。
また今から自分が新しい世界の先祖となって、新しい国家としての地上天国の国民を繁殖しなければならない重要な位置に立っている。これを何よりも自分自体よりも尊く思い、自分自体のあらゆる価値よりも尊いということをわかって、これを維持しこれを保つには如何なる犠牲をも払うという確信を持たなければならない。そういう立場に立った自分だということを、君たちは原理を学んではっきりと決意し、その使命をなす決心をしなければならないという結論になるんだね。
みことば「原理大修練会終了時」1967.6.30

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