阿南信義

興進様と亨進二代王様


個人的な見解ですが、1945年からの40年路程をもう一度、学ぶ必要があるのではないかと思いみことばを探していました。それは次の1985年からの40年期間があと5年となっているからで、それまで天の願いを成就し、勝利をなすためには真のお父様のみことばに帰らなければと考えたからです。

1984年1月に興進様が昇華されたその内容をしっかりと理解せねばと思っていたところに1984年5月1日に語られたみことばに出会いました。

興進様が霊界で長子権を復帰され、王権統一されたいきさつを理解することができます。
今また、実体的に地上で長子権復帰の最前線におられる二代王様が同じような心情を通過されておられるのではないかと。

自分自身、
真のお父様の「愛勝日」の恩恵を35年間受けてきましたが、今一度原点に帰らねばと思いました。



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真のお父様のみことば  「創立30周年記念」1984.5.1

興進様がなぜ霊界に行かなければならなかったかと言うと、それはキリスト教文化圏と、統一教会の歴史的な家庭と、統一教会の信者たちが先生と一つとなることができなかったすべての内容が汚点となっていたからです。先生がこれを蕩減しなくては行く道がないので、代わりに祭物として興進様を立てざるを得ませんでした。真の父母は犠牲となることはできないのです。それは皆さんも御承知のことと思います。真の父母は世界の中心であり、神様も真の父母を犠牲とすることはできません。

 蕩減はアベルがするのであって、真の父母がするという法はないのです。仕方がなくアベルを代表した世界的な先生の二番目の息子の興進様が犠牲となったのです。先生の家庭もこのような原則に従っていかなければなりません。つまりカインの立場が孝進様であり、アベルの立場が興進様です。

神はそのアベルの立場の興進様を供え物として受け入れられたのです。神様はすべての重荷をアベルである興進様に担わせられたのです。先生は興進様が霊界に行かなければならないことを知っていました。しかし、先生は決して涙を流しませんでした。そして興進様に対して、あなたが霊界に行くからには、すべての重荷を持って行ってほしいということで、統一式を行いました。

興進様の体を前にしてユダヤ教とキリスト教と統一教が一体化し、韓国と日本とアメリカとドイツが一つになるように、と統一式を行ったのです。そこで「興進よ! あなた一人でこれらをみな担って行きなさい。縦的にはユダヤ教とキリスト教と統一教会が一つになることができなかったこと。横的にはユダヤ国とアメリカと韓国が一つにならなかったこと。そして摂理的にみたとき、韓国、日本、アメリカ、ドイツが一つとなることができず反対したので、これを蕩減しなければならないこと。このすべての献物としてあなたを捧げたのです。孝進様と私の家庭の統一圏を中心として行きなさい。これですべてが終わりました」と、そのような祈りをしたのです。

 神様に代わり、真の父母に代わって、サタンとの一線において勝敗の決定するこの瞬間に宣布したのです。真の父母の愛をもって、真の父母の愛の圏で神の国の大使として送ったのです。このように深刻なる時、先生は興進様が死んでいくことを考える余地がありませんでした。いかにして神のみ旨を立てるかということだけでした。そして『祖国創建』という標語を立てることができたし、そのために『愛勝日』という日を宣布することができたのです。これ以後は、先生と(興進様が)完全に一つとなったので世界的復活圏、ペンテコステがなされるのです。世界一二〇カ国が復活して先生の家庭を中心として訪ねてくるのです。

 では、なぜ先生がこの興進様の犠牲を勝利へと導くことができたかというと、興進様は特別の人であり、先生の家庭に生まれ、真の父母の愛を地上において十分に味わった人だからです。これは霊界の誰もが味わったことのないものです。ですから興進様が霊界に行ったときには、霊界において真の父母の愛を実感として体恤した唯一の存在となったのです。

 イエス様すらも真の父母の家庭と真の父母の愛は経験することができませんでした。そこでイエス様がカインとなり、興進様がアベルとなって、霊界の長子権復帰は完全に決定されたのです。何の話か分かりますか? 霊界において立場が定まることによって秩序が整うのです。イエス様は新婦を求めるのに二千年掛かったのですが、興進様は四十日以内にこれをなすのです。五旬節以内に祝福をしてあげることによって二千年間のキリスト教の蕩減の犠牲を払うことなく、直ちに地上世界と霊界が真の父母の圏内に入っていくのです。これを知らなければなりません。



みことば「創立30周年記念」1984.5.1


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