阿南信義

ペンシルベニアでの出会い



10月の訪米で私自身にとって、とても重要な出会いがありました。

10月12日鉄の杖フェスティバルの会場に到着して、会場付近を歩き回っていたとき、私の正面に立ち止まり、話しかけてきた婦人がいました。
一瞬、どなたなのかわからずキョトンとしていると、35年前のころ共にみ旨を歩んだ方でした。相当、昔のことでしたので、顔もお互い変わっていますが、ブログを見ていたということで私のことを知っていたようでした。
私も当時の面影が残っている彼女の姿をだんだんと思い返し、懐かしさがこみ上げてきました。

その婦人は今イギリスに在住しておられ、そこから来られていました。サンクチュアリに来ていて、それも外国におられ、35年ぶりに再会できたことはまさしく神様の導きでしかありません。

35年前、
私は静岡県富士市にいました。そこで教会とは別の万物復帰を中心とする組織体制の中にいて、家庭を出発して間もないときでしたので鮮明に記憶しています。
30名ぐらいの青年を中心とする共同生活をする組織体制の中で、毎日万物復帰の営業活動をしていました。私はそれまでの10年間は勝共活動に専念していましたので、経済活動の経験はなく、責任者として立てられたもののどうすればいいのか迷っていました。

それで祈って考えたことは、「原理講義をしよう」ということでそれを始めました。
毎朝、6時から一時間ほど原理講義をするようにしました。原理講義を毎朝することを通して、みんなが段々を復活してきます。神様を中心とする心情から兄弟姉妹が連結するようになり、ゲストを愛する心情が湧いてきて、外的な実績も向上してきました。

そして、もう一つは「祈祷会をする」ということでした。
みんなとともに深夜、富士市の海岸まで行って、海に向かって大声で祈祷会を毎日やっていました。そこで感じていたことは、自分の反省と悔い改めでした。ちょうど興進様が昇華された時でしたので、真のお父様の心情と興進様の心情を霊的にビンビン感じて、いつも涙の祈祷会を行っていました。当然ながら兄弟姉妹は心情的に一体となっていました。

みことばと祈祷を通して、神様がともにいて下さることを知っています。それを実体として体験したことがあるということを今回改めて思い返しました。
時間がいかに経過しようと神様を中心とした心情は忘れることはできず、減ることもありません。自分の小さな信仰路程の中でも、神様は忘れることなく、導いてくださっておられたことを思わされました。
そしてこの人類の復帰摂理の背後で今も変わりなく、導いておられる神様の心情はいかばかりかと、サンクチュアリの使命の重大さを痛感しました。

35年前の富士のとき、少しだけ努力すれば、神様がともにいて働いてくださるということを経験している自分ではないかと、再会した婦人を通して再度確認できたことは今回の訪米ツアーに参加した大きな出来事でした。

ペンシルベニアで婦人に出会ったことを通して、神様に再会できたと感じました。



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阿南信義
Posted by阿南信義

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