父母は子女によって救われる
父母は子女によって救われる
―2019年6月30日・九州合同青年部研修会を終えて、宮本次人記―
同じサンクチュアリでありながら、大人(親)たちが見解や信仰観のちがいによって枠を作り、壁を作って来たが、これを二世青年たちにまで引き摺っていいのだろうか。子供たちの祝福相手を探すなかで、そのような問題を多々感じてきた。
キリスト・イエスは「わたしは新しい戒めをあなた方に与える。わたしが愛したようにあなた方(兄弟)も互いに愛し合いなさい」(ヨハネ伝13章34節)と言われ、弟子ヨハネは「神を愛するとは、すなわち、その(キリストの)戒めを守ることである」(ヨハネの手紙Ⅰ5章3節)と言った。イエスが言われた「兄弟」とは、同じ親(イエス)から生まれた子女、すなわちクリスチャンのことであり、カイン・アベルのことである。再臨主お父様は、「カイン・アベルが一つにならなければ、父母は復帰されない」。「原理が教えるでしょう。堕落した父母はアベルによって復帰されます。…これは原理です。カイン・アベル(子女)が一体とならなければ、父母復帰はできません。…その原則は復帰歴史の主流思想です。」(1978.9.23「我々の今後の活動」)と言われた。
祈り、神のみこころを求めていく中で、キリストお父様から示されたのは〃親たちの問題は親自身では解決されない。子であるカイン・アベルによってのみ解かれ、復帰される〃という御言。すなわち〃子女復帰によって父母復帰がなされる〃という原理であった。また、カナン復帰摂理の路程で一世たちは荒野で滅んだが、二世たちはカナンに入ることができた。胎児や二世たちを命がけで守った婦人たちも、同じくカナンに辿り着くことができた。このような復帰摂理の原則と教訓が思い起こされ、そうだ!大人(親)だけではいけない。カイン・アベルの二世たちとともに動かなければいけない、との思いが、昨年秋ごろから募っていた。
その思いは、振り返ればアボニムの聖霊の役事であり、2代王様によって解怨祝福された3万7千人原城(島原の乱)殉教者霊人をはじめとする九州のキリシタン霊人たちの協助であったと思われる。今年(2019年)2月26日、大分県佐伯市宇目のキリシタン「るいさ」の没後400年記念祭を大分聖殿・豊後キリシタン史研究会で主催したとき、はからずも長崎の福田晃大兄、大分の古川珠代姉、宮﨑の岩下完奇兄の三人の二世青年が集合したのは、その証しであった。震えるような感動を覚えたことであった。

▲大分県宇目で会合した、福田兄(中央)、古川さん(右)、岩下兄(左)
その後、このうちの二人(福田兄、古川姉)は導かれるように4月13日から始まったサンクチュアリキングダムアカデミー(6月23日まで、72日間)に参加し、恩恵を共有する合同報告会開催の企画につながっていった。これが今回の(大人たちの)枠を越えた、子女を中心とした取り組み―「サンクチュアリ九州青年部合同研修会」に至る一連のいきさつである。
6月30日、九州各県、さまざまな聖殿から7家庭の子女16人とその親たち14人の計30人が熊本県玉名郡長洲町の「ながす未来館」に集った。前夜から梅雨前線による豪雨に見舞われたが、会場は雨があがり、神の静謐(せいひつ)に包まれていた。福田兄と古川姉が、2代王様から直々に指導され、愛され、訓練された鉄杖王国実現のための信仰、思想、具備すべき柔術やアウトドア、鉄の杖(銃)の訓練、自立自営のノウハウ、天一国主人としての家庭の大切さなどを報告し、参加者一同が耳を傾けた。何よりも神様を近くに捉え、神様とともに生きようとしている二世たちの姿を目の当たりにし、大人たちが子女たちから学び、教えられることの恵み多いひとときだった。
最後、二世青年たちが自主的に机を寄せ合い、輪になって会議の場をつくり、情報交換・心情交歓を図っている光景は、感動的であった。

▲福田晃大くんの報告

▲古川珠代さんの報告

▲青年2世たちの会議・交流会


「カイン・アベル(子女)が一体とならなければ、父母復帰はできない」―アボニムから示された御言を実践して、「あゝ、これで大人たちも一つ、壁を越えることができた!少なくともその条件を献げることができた!」と、疲れた中にも小さな満足感を覚えつつ帰りのフェリーに乗っていたその時(午後3時45分ごろ)、客室のテレビ画面からトランプ大統領が南北境界線を越えて北朝鮮に入り、金委員長と握手するニュースがライブで流れてきた。壁を壊し、越えていく神の御業はすばらしい。2019年6月30日、真実、「歴史的な瞬間、記念的な一日」であった。

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―2019年6月30日・九州合同青年部研修会を終えて、宮本次人記―
同じサンクチュアリでありながら、大人(親)たちが見解や信仰観のちがいによって枠を作り、壁を作って来たが、これを二世青年たちにまで引き摺っていいのだろうか。子供たちの祝福相手を探すなかで、そのような問題を多々感じてきた。
キリスト・イエスは「わたしは新しい戒めをあなた方に与える。わたしが愛したようにあなた方(兄弟)も互いに愛し合いなさい」(ヨハネ伝13章34節)と言われ、弟子ヨハネは「神を愛するとは、すなわち、その(キリストの)戒めを守ることである」(ヨハネの手紙Ⅰ5章3節)と言った。イエスが言われた「兄弟」とは、同じ親(イエス)から生まれた子女、すなわちクリスチャンのことであり、カイン・アベルのことである。再臨主お父様は、「カイン・アベルが一つにならなければ、父母は復帰されない」。「原理が教えるでしょう。堕落した父母はアベルによって復帰されます。…これは原理です。カイン・アベル(子女)が一体とならなければ、父母復帰はできません。…その原則は復帰歴史の主流思想です。」(1978.9.23「我々の今後の活動」)と言われた。
祈り、神のみこころを求めていく中で、キリストお父様から示されたのは〃親たちの問題は親自身では解決されない。子であるカイン・アベルによってのみ解かれ、復帰される〃という御言。すなわち〃子女復帰によって父母復帰がなされる〃という原理であった。また、カナン復帰摂理の路程で一世たちは荒野で滅んだが、二世たちはカナンに入ることができた。胎児や二世たちを命がけで守った婦人たちも、同じくカナンに辿り着くことができた。このような復帰摂理の原則と教訓が思い起こされ、そうだ!大人(親)だけではいけない。カイン・アベルの二世たちとともに動かなければいけない、との思いが、昨年秋ごろから募っていた。
その思いは、振り返ればアボニムの聖霊の役事であり、2代王様によって解怨祝福された3万7千人原城(島原の乱)殉教者霊人をはじめとする九州のキリシタン霊人たちの協助であったと思われる。今年(2019年)2月26日、大分県佐伯市宇目のキリシタン「るいさ」の没後400年記念祭を大分聖殿・豊後キリシタン史研究会で主催したとき、はからずも長崎の福田晃大兄、大分の古川珠代姉、宮﨑の岩下完奇兄の三人の二世青年が集合したのは、その証しであった。震えるような感動を覚えたことであった。

▲大分県宇目で会合した、福田兄(中央)、古川さん(右)、岩下兄(左)
その後、このうちの二人(福田兄、古川姉)は導かれるように4月13日から始まったサンクチュアリキングダムアカデミー(6月23日まで、72日間)に参加し、恩恵を共有する合同報告会開催の企画につながっていった。これが今回の(大人たちの)枠を越えた、子女を中心とした取り組み―「サンクチュアリ九州青年部合同研修会」に至る一連のいきさつである。
6月30日、九州各県、さまざまな聖殿から7家庭の子女16人とその親たち14人の計30人が熊本県玉名郡長洲町の「ながす未来館」に集った。前夜から梅雨前線による豪雨に見舞われたが、会場は雨があがり、神の静謐(せいひつ)に包まれていた。福田兄と古川姉が、2代王様から直々に指導され、愛され、訓練された鉄杖王国実現のための信仰、思想、具備すべき柔術やアウトドア、鉄の杖(銃)の訓練、自立自営のノウハウ、天一国主人としての家庭の大切さなどを報告し、参加者一同が耳を傾けた。何よりも神様を近くに捉え、神様とともに生きようとしている二世たちの姿を目の当たりにし、大人たちが子女たちから学び、教えられることの恵み多いひとときだった。
最後、二世青年たちが自主的に机を寄せ合い、輪になって会議の場をつくり、情報交換・心情交歓を図っている光景は、感動的であった。

▲福田晃大くんの報告

▲古川珠代さんの報告

▲青年2世たちの会議・交流会


「カイン・アベル(子女)が一体とならなければ、父母復帰はできない」―アボニムから示された御言を実践して、「あゝ、これで大人たちも一つ、壁を越えることができた!少なくともその条件を献げることができた!」と、疲れた中にも小さな満足感を覚えつつ帰りのフェリーに乗っていたその時(午後3時45分ごろ)、客室のテレビ画面からトランプ大統領が南北境界線を越えて北朝鮮に入り、金委員長と握手するニュースがライブで流れてきた。壁を壊し、越えていく神の御業はすばらしい。2019年6月30日、真実、「歴史的な瞬間、記念的な一日」であった。

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