自由をもって選択するサンクチュアリ・氏族的メシヤ摂理活動原則(案)

自由をもって選択するサンクチュアリ・氏族的メシヤ摂理活動原則(案)
祝福を受けたサンクチュアリのシックはその祝福を完成する戦いをしなければなりません。それが氏族的メシヤ摂理の成就となります。
その活動は天一国憲法の方向性と一致したものとならなければならないと考えます。
この氏族的メシヤ摂理活動原則(案)を(案)としているのはあくまで、個人の見解であることと選択する自由は天一国主人家庭にありますので、(案)としています。
サンクチュアリ・氏族的メシヤ摂理活動原則 (案)
―前文―
サンクチュアリ教会食口は、再臨主および三代王権を中心とする神の復帰摂理史における完成期成約摂理の御旨を担当する聖徒のことである。成約摂理は、旧約、新約摂理を基盤として成就されるので、サンクチュアリ食口が結実ある歩みをなすためには、それらを通過もしくは相続することが求められる。
旧統一教会時代は、先に旧約・新約摂理を蕩減復帰する時代があり、途次、1993年から成約時代に移行した(註…再臨主の「真の父母と成約時代」宣布)。成約摂理の目的は天一国完成(神の創造目的完成)にあり、それは各祝福家庭が責任分担として「氏族メシヤ摂理」に取り組み、①長子権復帰、②父母権復帰、③王権復帰をなし、さらに皇族(王の王家)の族譜に入籍すること(皇族権復帰)によって完成されるはずであった。ところが実際は、再臨主に従う成約食口がその責任を全うすることができず、延長して三代王権摂理に移行した。
二代王文亨進様は2015年10月、アメリカにおいて「天一国合衆国憲法」を制定発布された。それは、天一国が地上に具現化される時がきたことを意味するものである。
神の御旨は、神の責任分担と人間の責任分担が全うされて成就される。よって、成約摂理を担うサンクチュアリ食口および祝福家庭は、その宿命的責務としての氏族メシヤ摂理に取り組み、「家庭盟誓」を果たすことが求められるが、現状はこれまで同様、ほとんど進展していない。それどころか、多くの食口は「教会」もしくは「教会長」(役職者)と、その主管を求めている現状にある。それは、食口たちが成約時代以前の旧約時代・新約時代もしくはそれ以下の段階にあることを裏付けるものである。
旧約・新約時代は、アベルを中心として摂理がなされてきた。それは「メシヤを迎えるため」の信仰基台・実体基台を蕩減復帰するためのものであった。
再臨主メシヤを迎えたあとの完成期成約時代は、夫婦・家庭を中心とする摂理時代―氏族メシヤ摂理時代に入る。これは、天一国憲法の前文に「天一国の国民はすべてキリストの…、主権を有する子女である」とあるように、すべての国民・祝福家庭がキリスト真の父母様と親子(父子)の関係で直接結ばれ、その夫婦は氏族メシヤ使命を成して「王と王妃」、「天一国主人」の位置に立つものである。そして、その位置と権利は「キリストの王権を通して、不変にして奪うことの出来ない権利」として「与えられる」ものであり、いかなる組織や権力―たとえば「教会」や「教会長」―によっても主管され、犯されるべきものではない。
したがって、成約摂理時代における「教会」およびその任務を代行する「教会長」ら役職者は、天一国憲法にいう国家(政府)機関と同様、信徒・祝福家庭を保護・育成・支援する僕(天使長)の役割を果たさなければならない。これが、旧約・新約時代の「教会」および「教会長・役職者」と、成約時代におけるそれとの決定的な違いである。
二代王文亨進様を中心とする摂理は、今や選民として再びクリスチャンが召命され、主流摂理が彼らによって担当される新しい時代に入った。日本のサンクチュアリ食口および家庭が生き残り、荒野時代を走破してカナン(天一国)に定着するためには、旧約・新約時代を経て、はやく成約摂理時代に至り、本来の任務(責任分担)である氏族メシヤ摂理に取り組むことである、と考える。
―これが、ここに氏族メシヤ摂理活動原則を掲げ、指針として定める所以(ゆえん)である。
氏族的メシヤ摂理活動の原則
神の創造目的は、人間が戒めの御言を守り、三大祝福(四位基台)を完成することで成就されたが、人間始祖の堕落によってそれがサタンに奪われ、本然の血統権、心情権、所有権を失ってしまった。従って、人間は旧約、新約を経て成約に至る三段階過程でなされる神の復帰摂理の中で、最終的にメシヤを迎え、三大祝福を再復帰完成して、失われた血統と心情、所有権を取り戻さなければならない。
再臨主を中心とする成約摂理はいま、二代王摂理時代に移り、カナン定着時代すなわち天一国実現時代を迎えている。その御旨を担当すべき成約サンクチュアリ食口・祝福家庭は、責任分担である家庭教会・氏族的メシヤ摂理に取り組み、家庭を中心として血統権、心情権、所有権を転換すべきときに至っている。
家庭教会・氏族的メシヤ摂理活動の原則は、「家庭盟誓」および「天一国合衆国憲法」に求められる。その根本は、再臨主お父様が2001年1月13日の神様王権即位式で宣言発布された「天の王国の憲法」の三大原則、すなわち「第一条・血統を汚さないこと、第二条・人権を蹂躙しないこと、第三条・公金を盗まない、公的資産を自分のために使用しない」の三条項に絞られる。よって、日本のサンクチュアリ食口の活動原則もこれに基づくものとする。
1、血統を守ること・・・血統転換
2、人権を蹂躙しないこと・・・心情転換
3、公金を横領しないこと・・・所有権転換
氏族的メシヤ摂理三大活動原則
-指針-
■原則1.血統を守る・・・神の清い血統を維持せよ (血統転換)
①青年の教育と祝福の拡大
・子女教育に取り組み、原理教育を推進する。
・父母が子女に責任を持つ体制の強化をはかる。
・組織機関(聖殿教会や家庭聖殿、霊の親をいう)は、これに援助することを惜しまない。
②壮婦の教育と祝福の拡大
・既成家庭の祝福を推し進める。
・カイン氏族、アベル氏族の祝福を推進する。
・エリヤを決めて、区域伝道の流れをつくる。
・組織機関はこれに援助することを惜しまない。
③先祖解怨祝福の拡大
・地上で祝福を受けた祝福家庭は自分の先祖210代の解怨祝福を申請することができる。
・独りで先祖210代、1670名の解怨祝福、夫婦で3340名の解怨祝福をすることができる。
④原理教育の徹底
・原理教育は真のお父様の心情圏と連結し、血統を守る重要な内容である。
・原理講義を平準化し、家庭聖殿での原理講義実践を進める。
・原理の本を中心として原理講義を進める。誰もが講師となる。
・みことばを体恤した完成実体となることで、神様の愛と生命と血統を守ることとなる。
⑤氏族的メシヤの成就完成
・氏族的メシヤ摂理は真のお父様の勝利圏を相続する唯一の道である。よって、その成就は神様の血統を守ることにつながる。
■原則2、心情蹂躙しない・・・人権を侵してはならない (心情転換)
①心情蹂躙とアベル・カイン問題
・心情蹂躙は、その根本にカイン・アベルの問題がある。アベルが主流責任を果たすことによって、そのすべてを蕩減することができる。
②長子権復帰、父母権復帰、王権復帰のための氏族的メシヤ伝道活動
・氏族的メシヤ伝道はまず、アベルである祝福家庭がカイン圏を伝道し、その基盤拡大を通して長子権を復帰することとなり、84軒でイエス様の解放、160軒で真の再臨主お父様の勝利権相続の基準となり、父母権復帰、王権復帰につながる。
・その主流責任の勝利により、皇族権を復帰することができ、王家である三代王権の完全相対の家族となり、神様の臨まれる実体的地上天国が出発する。
・心情蹂躙を蕩減し、回復するには真の愛を持って、カインの氏族圏である伝道対象者を復帰することでなされ、神様を中心とした天一国の真の愛の体制を構築する。
③氏族的メシヤ摂理を勝利し、氏族王と王妃になる
・160軒伝道を成就することを通して、神様の心情権を相続し、心情蹂躙した過去のすべてを清算するとともに、氏族王と王妃の位置を決定する。
・氏族王と王妃の勝利が困難な場合、神様の僕である本然の天使長(組織機関)から援助を受け、神様の善なるみことばを受けながら成長することができる。
・この場合、アダム・エバは本来、神様のみことばが与えられている立場であり、これを守り成長する責任は人間自身にあるので、本然の天使長に対して責任転嫁することはできない。
④組織機関は本然の天使長の立場
・組織機関は信徒・祝福家庭が氏族的メシヤの使命を成就できるように援助し、神様に連結できるよう保護し、養育する立場である。
・絶対的アベルである王の王家の三代王権の前に各祝福家庭がカインとして一つになり、完全な皇族権を復帰した天一国主人家庭となるとき、心情蹂躙、人権蹂躙のあらゆる問題を克服することができる。
・組織機関は天一国主人家庭が160軒伝道を勝利して、真のお父様の勝利圏を相続したといえる真の氏族王、王妃となれるよう援助、擁護する。
・家庭連合においては、間違ったアベル・カインの原則を作り上げ、中央集権の奴隷体制を未だ構築して心情蹂躙がおこなわれている。
■原則3、公金を横領しない・・・公金を乱用してはならない (所有権転換)
①会計の透明化をはかる。
・組織機関の会計報告を天一国主人家庭で行ない、透明化する。
・会計管理を公的化することは神様が働くことのできる条件となる。
②会計を定期的に開示する。
・組織機関は天一国主人家庭の11条を管理・透明化して定期的に開示することにより、信頼関係を構築し、天一国主人家庭を援助、擁護する。
・組織機関は最低、年に1回、具体的な表を示し、質疑応答を受け、監査報告をする。
③11条は公金
・天一国主人家庭は11条を公金として納め、神様との契約を結ぶ。
・11条は天一国主人家庭に神様が臨むことのできる条件となる。
・天一国主人家庭は11条を献げることを通して、万物創造の神様の心情を解放し、相続する。
・サタンに奪われた所有権を奪還・転換して、神様と三代王権による所有権を回復することができ、天の皇族権である、三代王権の族譜となる。
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