家庭教会摂理、氏族的メシヤ摂理を取り戻すサンクチュアリの使命

家庭教会摂理、氏族的メシヤ摂理を取り戻すサンクチュアリの使命
1970年代末には真のお父様は世界的長子の位置を完全に勝利され、その勝利圏を弟子(祝福家庭)に特権として、与えて下さったのが「家庭教会摂理」でした。
ところが時のリーダーは真のお父様のみことばを人間的に判断し、また、周りにいた者たちもお父様から任命された人物に対して、お父様に侍るのではなく、その人物に侍るという人間的信仰の中で本来の天の摂理を見失う方向になってしまいました。結果として神様の摂理を展開することなく、人間の考えでそれを否定する事となってきたのがUCの失敗してきた現実の姿です。
第二次21年路程の最後の期間が1992年から99年まででしたが、そのときが女性時代として、特に日本の責任が問われる重要な期間でした。
1999年までのその家庭教会摂理を完成させる責任があり、その中心にいたのが日本の責任的立場でありました。
どうすれば、地上に天国を出発させることができるかということを明確に真のお父様は語られています。それは家庭教会摂理の勝利によって、長子権、父母権、王権を復帰して、天の皇族となるという具体的な指針であり、天国を地上に実現する模範として、エバ国がその基準を立てるという重要な期間でした。
真のお父様のみことば 日本人特別集会における御言1993.4.16
この家庭を引っ張っていけば、神様もついて来るし、人類もついて来るし、未来も全部ついて来るのです。これが、天上、地上、王権の中心になるのです。長子権を復帰できなければ、父母に帰ることは絶対できません。ですから先に長子権を復帰して、次に父母が堕落したのだから、父母を探さなければ王権が復帰できないのです。王権を復帰した場合には、王様ばかりではなく、世界五十億人類をまとめて、王権建設が成されるのです。そして、その王権を伝授される者は、その王様の長子なのです。
王権、長子権を相続して、アダム家庭から歴代の長子が堕落しないで、王権を引き継いできたと同じような体制編成を世界的に成しながら、それを中心として、アダム家庭から王族、兄弟親族たちが王権を守って一体となり、王様と皇族がカイン・アベルとして一つにならなければ、神様は臨在できません。すべてが公式的になっているのです。ですから、(天的)皇族権を体恤しなければ、アダム家庭が家庭的天国に入るためには、今までの歴史と五十億人類を中心として、世界的天国を一度に地上と天上に再建設しなければならないのです。
それは、女性解放問題も同じです。同等の権限で、今まで横的に広げたものを再臨主が来て、縦的体制とともに横的体制を整えて、四大心情圏と三大王権を成すのです。三大王権は、祖父は天の過去の霊界の王様であり、父は地上の現代の王様であり、子供は未来の王子王女という、三大王権です。これは各自の家庭において成すべきものです。先生の直系の子供を中心として、それから王族の立場において一つにならなければなりません。
そして家庭編成、氏族編成、民族編成、国家編成を一度で成していくのです。サタンは、このような原則基準に合う基台を地上に持っていないので、退かなければならなくなるのです。ですから、この世界は行くべき道がありません。家庭と国を治める真理がないのです。それは、この統一教会にしかないのです。日本も、アメリカも、先進国家が何を言っても、皆同じです。何の方法も持たないのです。神様と真の父母を中心にして解決しなければなりません。
それには、神様一代から何千代もの王権を相続して、五十億人類が堕落しなかったという勝利圏を横的に拡大して、主流王族と四方の王族たちが歩み寄って、真の愛を中心に一つとなって生活して、死んでから行く所が本来の天国であったというのです。分かりましたか? (はい)。このことをはっきり知らなければなりません。これは世界的です。今はその基盤だけをつくればよいのです。一か国、二か国、このことを成した場合には、世界は一度にすべてまとまってしまうのです。世界は既にそうなってきているのです。これを平面的に、五十億人類を中心として成し遂げるのです。
長子権復帰、次に父母権復帰です。皆さんは父母なのです。氏族メシヤは家庭父母として、家庭メシヤをつくらなければなりません。家庭メシヤは、家庭においてのサタン勢力をすべて征伐しなければなりません。分かりますか? メシヤは真の父母であり、真の父母はサタンの権限をすべて征伐するのです。ですから氏族メシヤを送って、家庭メシヤとして整理するのです。それがアダム家庭復帰です。アダム家庭復帰、氏族王様、国家王様、世界王様、天宙王様となり、神と共に真の父母様につながれるのです。
そのような主流王権を中心として、六〇〇〇年の歴史をまとめて、そこに全人類が一つになって、真の心情圏で統一されて生涯終えていく所が、本来の天国だというのです。ですから、そこには民族感情がありますか、ありませんか?(ありません)。人種感情もないのです。それで、先生を中心として世界的祝福をするのです。白人も、黒人も、黄色人種も、問題ありません。皆、兄弟姉妹の心情を持たなければなりません。統一教会は新しい家庭編成、新しい民族編成、新しい国家編成、新しい世界編成を成し遂げていくのです。二〇〇三年までに整理しなければなりません。
この前、イエス様の三十三回目の誕生日を祝いましたね。イエス様が四十三歳になるまでに、出エジプトの四十三年、四三〇〇年を延長してきたところの四十三年以内に、アジアとローマを一つにして、世界的氏族圏を持つ立場に立つべきだったのですが、イエス様が十字架につけらることによって、それらを皆、失ってしまったのです。それで先生は、イエス様を解放して、イエス様が家庭を持って四十三歳になるまでに、完全な世界的基盤をつくらなければならないので、急いでいるのです。分かりましたか?(はい)。日本民族大移動です。氏族メシヤをしない場合には、女性が皆出かけるのです。模範的な日本の女性になりなさい。
以上
上のみことばの「イエス様が家庭を持って43歳になるまでに、完全な世界的基盤をつくらなければならない」とあります。
イエス様の祝福は1971年です。それから43年は2004年となります。
真のお父様は1971年から世界的摂理のアメリカ摂理を出発され、43年目は2004年となります。その年の5月にお父様は正式に韓国に帰られてから、双合十勝日を宣布され、神様の祖国の出発をされました。
真のお父様のみことばに完全に従って、家庭教会摂理を展開し勝利していたならば、世界がどうなっていたかを考えると、摂理を担うものの責任の恐ろしさを感じます。
それで、1997年からは統一教会の時代を完全におえて、家庭連合の時代に転換しました。
1997年9月には亨進様、栄進様が同時に祝福を受けられ、第四次アダム圏時代となりました。
完全に、家庭を中心として、出発する時代であり、天国生活を地上で実践体験するという時代となりました。
「神霊の実体を地上に迎えて生きるべき人たちが、真の父母の継承者たち」とあります。
ですから、
教会という組織が必要でなく、そこに主管される祝福家庭であってはならないということになります。
今の時代、二代王様が「聖霊の役事」を行っておられることも、その重要な意味をもっておられるのではないかと思います。
真のお父様のみことば
世界平和統一家庭連合時代の開幕宣布 1997年4月8日
皆さんも知っているように、私たちの組織は今、二重組織になっています。これからは「世界平和統一家庭連合」が中心となって先頭に立っていきます。今までは統一教会が先頭に立っていましたが、これからは家庭連合が先頭に立って、統一教会は徐々になくなっていくのです。統一教会の「世界基督教統一」という言葉がなくなるのです。
キリスト教は責任を果たせませんでした。ゆえに、その次元を超え、キリスト教の祝福が万民の前にすべて委譲される時代に入ったということを、皆さんは知らなければなりません。世界基督教統一神霊協会ですが、神霊というのも結局、真の父母を中心として地上に家庭的メシヤの基準が定着する時には終わるのです。神霊の実体をこの地上に迎えて生きるべき人たちが、真の父母の継承者たちなので、その真の父母は、霊的完成と地上完成を代表した家庭の出発から、国家出発、世界出発、天宙出発を代身し得る、一つの模型的な基台になるということを皆さんは知らなければなりません。
したがって、今後残る名前は何でしょうか? 世界基督教統一神霊協会の時代は過ぎ去りました。それは闘わなければならないのです。キリスト教を統一しなければならないのです。統一するためには闘いを経なければなりません。平和の基準がありませんでした。闘争的概念を中心として、サタン世界に引継・委譲していく過程にあるため、平和という概念もなく統一という概念もないのです。キリスト教を統一する時代は既に過ぎ去ったのです。
長子権復帰、父母権復帰を完成したので、イエス様がイスラエル圏に着地し、ローマ帝国という世界舞台に移っていけるはずだったその基盤を、統一教会において長子権復帰、父母権復帰、王権復帰時代に移行していくことによって、すべてを回復したのです。ですから、キリスト教の統一だけではありません。世界統一時代に移行したのです。
ですから、今日この第三十八回の「真の父母の日」を中心として、統一教会という名称はなくなり、世界平和統一家庭連合とするのです。四月十日からこの名称を使うのです。
堕落によって植え付けられたために、終わりの日には堕落のその実が、普遍的に世界人類の家庭で結ばれるのです。実が結ばれるにあたって、サタンもどうすることもできません。取り返しがつかないのです。神様もどうすることもできません。ですから主人がいません、主人がいないのです。
今、統一教会が教えているのは復帰路程における血統復帰、その次は何ですか? 二つ目は所有権の復帰です。神様は主人になれませんでした。血統を中心として人間を失いました。その次に物を失いました。その次に何ですか? 心情圏の復帰です。一族が生きることのできる環境と、人と、天の伝統をすべて失ったのです。
心情圏というのは七代先祖、一族のことを言います。氏族的メシヤの使命を果たすことによって、その一族というのは自分の所有圏、自分の血族ではありません。神様に帰らなければなりません。神様の血族となって所有権をもたなければなりません。この地は自分の地でも、一族の地でもありません。この宇宙の地なのです。宇宙の主人となり、宇宙の先祖となるためのものなのです。
ですから、自分の一族に対する血統問題、一族に対する所有権問題、一族に対する心情圏が問題ではありません。神様を中心として宇宙の心情圏へと拡大しなければならないのです。そのような大転換を標準として統一教会は進んでいるのです。心情圏復帰とは何かというと、氏族的メシヤ圏の確立です。そこでは血統転換、所有権の転換がなされなければなりません。人を失い、万物を失いました。ですから、人と万物を取り戻さなければなりません。人と万物を取り戻して一つに結び、「この地上の私たちが生きた地が、神様の所有圏となり、神様が活動できる生活の基台となり、神様の心情的な対象圏となりましたから、神様の前にお捧げします。天のものと致します」と言わなければならないのです。
氏族さえ編成すれば、民族が自動的に編成され、国が自動的に編成されるのです。七代になれば何家庭になりますか? ヤコブのときは一族です。系列的な出発です。その次にモーセ時代は民族時代であり、イエス時代は国家時代です。国家を編成しなければならないのです。すべての家庭の目的は国を探し求めることです。そうではないですか? 家庭があれば自然に国が形成されるでしょう?
個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、世界時代、天宙時代、神様時代、この八段階を越えていかなければならないのです。この縦的な歴史を横的にすべて展開し、サタンのすべての蕩減条件、サタンが残した壁や穴をすべて埋めなければなりません。そうして水平にしなければなりません。
以上
今、日本のサンクチュアリにおいて、組織論が議論されています。色々な議論があって、いいことだ思いますが、
真のお父様のみことばから、摂理観からそれを構築する必要があると私は思っています。
二代王様が語られ、方針とされる「亨進様の組織論2012年12月2日」を見ても真のお父様の方向性と完全にひとつであることを理解することができます。
そのことを中心として、行くときにUCが失敗してきた神様の家庭教会摂理を復帰することができると信じています。
さらには
ちょうど二代王様が1997年9月に祝福を受けられ、21年をすぎ、2008年4月に真のお父様からの祝祷を受けられて真の父母の立場の代身者、相続者として立たれて10年をこえられました。
その中で、本格的な神様の摂理が三代王権によって、出発しているこのときに、完全相対して新しい覚悟で改革すべきときがきていることを感じてなりません。
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