阿南信義

おそれ多い家庭聖殿(教会)の価値と位置

IMG_1605.jpg


おそれ多い家庭聖殿(教会)の価値と位置



私は基本的に、毎週水曜と土曜の午後から原理講義を行っています。今日はその日で、モーセ路程と創造原理二節の講義とを2ラウンド行いました。
その講義をビデオに撮って、ネットにアップするようにしています。個人的な感情ではでたくはないのですが、真のお父様のみことばの核心である原理講義を公的にすることが重要と思い、続けています。
ユーチューブのチャンネルはanax2100です。そこには、今のところ、57本をアップしています。

家庭連合では今後、原理講義をしなくなるに違いありません。なぜなら、真のお父様をメシヤとして証しして、心情を神様に連結するための原理講義であって、家庭連合はその方向ではないからです。

今後において、家庭聖殿で氏族メシヤが原理講義を行うようにするのが、目標です。そのために充分ではない状態でもとにかく、アップしてひとつのレベルを立てようと思っています。亨進二代王様をお支えることの基台を拡大したいと思います。








家庭教会プログラム

・堕落によって汚された愛の園をどこで探すのでしょうか。それはホーム・チャーチ以外にはあり得ないということを知らなければなりません。

・それは神からみれば、海に浮かんでいる一艘の小舟が数千年間漂流を続けながら最後に舟をつけることのできる地上の基地を探すことができたということと同じ論理です。

・皆さんがホーム・チャーチの話を聞くだけでやらずに死んだとすれば大変なことになります。

・これができなかった場合には、皆さんの全員が永遠に流浪のジプシーの行脚の路程を歩み続けるでしょう。これができなければ定着地を定めることができないからです。

・ホーム・チャーチは統一教会として行くべき最後の関門です。最初でなく最後の関門ですから、これを通さずしては統一教会の使命も完成できないのであります。

・ホームチャーチは、神と真の父母が人類に与えた最高の贈り物です。それは過去において未来においても、けっして存在しない最初のものであり最後のものです。







真のお父様のみことば   「天国の鍵」から

 イエス様が来るまで天国はありませんでした。イエス様は、天国の鍵をペテロに与えましたが、イエス様はどこへ行ったのでしょうか。彼は十字架へ行かれましたか。それとも真っ直ぐ天国に行きましたか。十字架へといかれましたね。天国の鍵はなんでしょうか。それはホーム・チャーチです。それ以外はありません。ではペテロはどうすべきだったのでしょうか。今、私たちは、彼がその体的天国つまりホーム・チャーチを開くべきだったと言うことを知っています。そして、私たちの言葉で言う、環境を確保できるのです。その後に氏族の編成が成されます。イエス様が「あなたが地上でつなぐことは天でもつながれ、地で解くことは天でも解かれるであろう」と示されたように、私たちも地上で天国を実現しない限り、霊界での天国も実現されません。1981.1.1


 ここで、先生は同じような状況にいます。先生は地上天国の鍵を与えなければなりません。すると、その鍵を与えた後、私はイエス様のように地獄に行くのでしょうか。(いいえ)。それを既に確保したので、違う方向へ、違った状況へと向かっていくのです。大きな希望と期待を持って、より高い次元の働き、すなわち完全な天国へと向かっていきます。イエス様が地上を去ったとき、彼は、自由に、思い通りにまた帰ってくることはできません。この点でも私は異なっています。弟子に鍵を与え、地上を去ったとき、また戻ってきたければ戻って来ることもできます。
 私が戻ってくるときは、統一教会に戻ってきますか。それともホーム・チャーチに戻ってきますか。(ホーム・チャーチ)なぜですか。教会は家庭のための、社会のための事務所のようなものです。それはちょうど中間のようなもので、事務所です。しかし、ホーム・チャーチは神が働くことができる所、父母様が働くことのできる所、息子、娘がすむことのできる所、一生涯ともに暮らすことのできる所です。真の兄弟がそこに住み、真の氏族がそこに住みます。それがホーム・チャーチです。1981.1.1


 一九四五年から一九八五年まで統一教会は四十年荒野時代にあるということを知らなければなりません。それは幕屋時代なのです。これからは世界的カナンの地に入って定着して十二支派に土地を分割しなければならないのです。この四十年間において、すべての蕩減条件を立て、私たちが定着することのできるカナン復帰の基準を、国境を越え主義主張を越えて世界にまで広げなければならないのです。それをすることによって私たちの国の創建が始まるのです。この時が至って、レバレンド・ムーンが次第に有名になり、今までは暗黒の地にいましたが、暗闇から朝の太陽が光り輝き出るように、次第に現れ出すのです。1983.1.1


 堕落することによって人類は神に対する愛を失い、真の父母に対する愛を失い、真の子女に対する愛を失いましたが、これを解決するために失われた本然のものを探さなくてはならないのです。ですから、第一に神を愛さなければなりません。そして、神を愛するということはホーム・チャーチを愛するということなのです。神を先に愛したという証明を受けた後に自分の息子、娘を愛することができるのです。これが原理なのです。また夫婦が愛しあった後に子女を愛することができるのです。(黒板書き)この四位基台が失われたことが堕落です。神の愛、真の父母への愛……これらが失われたのですから、これを探し出さなくてはならないのです。それをどこで探すのでしょうか。堕落によって汚された愛の園をどこで探すのでしょうか。それはホーム・チャーチ以外にはあり得ないということを知らなければなりません。たとえ三十六家庭の人であってもこの公式を通過しなければならないのです。そのために愛する妻を捨てなければなりませんし、生まれた息子、娘を愛するにしても、その前にホーム・チャーチをしなければならないのです。ホーム・チャーチで第一、第二、第三、第四と復帰の順序に従って、失ったものを探さなければならないのです。そこにおいてサタンの讒訴を受けるのではなく、歓迎を受けるようにするのです。世界を縮小したその圏内で神を愛し、真の父母を愛し、夫婦が愛し合い、子女を愛したということにおいて歓迎を受けなければ、天国に行くことができる資格を得られないのです。1983.1.1


 遊んで食べて休んでからホーム・チャーチをするのでしょうか。もしホーム・チャーチができなかったら大変なことになります。これは生死の問題であり、永遠の問題がかかっているのです。神と真の父母様と共に自分の息子、娘、妻を連れてホーム・チャーチの三百六十軒を訪問するとき、二十四時間、家の門を開いて自分たちを歓迎し、自由に出入りすることができるようにしなければ天国に行くことができないのです。それを通じてこそ天国に行けるようになっているのです。それこそ神の永遠なる定着地となり、それを基地として国家へ、世界へ、そして天国にまでも、どこへでも行くことができるのです。また、ここを中心にして霊界に往ったり来たりするのです。それは神からみれば、海に浮かんでいる一艘の小舟が数千年間漂流を続けながら最後に舟をつけることのできる地上の基地を探すことができたということと同じ論理です。1983.1.1


 皆さんがホーム・チャーチの話を聞くだけでやらずに死んだとすれば大変なことになります。霊人たちは地上の人たちを信じてホーム・チャーチの基盤が築かれるまでは何十年でも何百年でも何万年でも待たなければならないのです。霊界に行ってから天国に入ることはできないのです。原理がそのようになっているからです。世界に広がっている統一教会の信徒たちや祝福家庭は先生が家庭を連れて一日二十四時間のうち、いつ訪ねても歓迎するでしょうか。しないでしょうか。(いつでも歓迎します)。皆さんも同じように、皆さんの息子、娘を連れて行く時、二十四時間のいつでも門を開いて歓迎してくれるホーム・チャーチの基盤をつくらなければなりません。1983.1.1


 昨年の年頭標語は「家庭教会勝利」でしたが、皆さんはどれだけ勝利しましたか。勝利すべきホーム・チャーチを、私の天国をどれだけ愛しましたか。その前の年は「家庭教会は私の天国」でしたが、皆さんは自分の天国建設をどれだけしましたか。結局、誰もできませんでした。今年こそは成し遂げなければなりません。そのために、先生はここにいるすべての責任者、祝福家庭全体を動員するようにしようと思います。韓国においては、先生がアメリカに来る時にそのようにしました。いずれ、日本もそのようにするでしょう。これができなかった場合には、皆さんの全員が永遠に流浪のジプシーの行脚の路程を歩み続けるでしょう。これができなければ定着地を定めることができないからです。そればかりか霊界に行っても皆さんは先生を訪ねることができないのです。1983.1.1


 君たちもこの過程を家庭をひきいて越えなければなりません。それでは、ホーム・チャーチというのは一体何でしょうか。先生が世界的に勝利した、あらゆる氏族、民族、国家的基準を統合して縮小した、世界を代表した縮小基盤であるというのです。それは世界の主権を縮小した基盤であり、世界の人種を縮小した基盤であり、各民族を縮小した基盤です。ですから、ここにおいて勝利した場合には、カイン圏の家庭ばかりでなく、民族、国家、世界にまで通ずるというのです。故郷に帰っても、それは世界にまで通ずるアベルの圏に、勝利的な圏であるのです。ですから、反対されずして、世界復帰まで拡大することができるのです。ですから、何としても自然屈服しなければなりません。力でもって屈服するのではありませんよ。1978.9.22


 きょう私は、本部教会においてホーム・チャーチの話をしましたけれども、ホーム・チャーチは統一教会として行くべき最後の関門です。最初でなく最後の関門ですから、これを通さずしては統一教会の使命も完成できないのであります。このような重要な基点にいることを知らなければなりません。1978.10.22


 それでは、ホーム・チャーチというのはなぜできたのでしょうか。「私は忙しくて、ホーム・チャーチはできません」と言う人がいると聞きますが、それはよく知らないからです。ホーム・チャーチはやりたくてやるのではないのです。皆さんは今まで統一教会を信じて、国のために闘ったり、伝道をしたり、子女を生んだり、と祝福の条件がとても多いのに、何の今更ホーム・チャーチかと思うかもしれません。しかし、今、先生は三六〇軒というホーム・チャーチを定めて、これを一つにさせなければ、天国に行けないという看板を掲げてきたのであります。1978.10.22


 今回、統一教会においてホーム・チャーチという、天国と地獄を地上において解決することができるという、一つの基盤が整えられたということは、革命的なことであり、驚くべきことであります。地上の悲哀の歴史にあって、言い表せない光明と希望をもたらす福音であることを知らなければなりません。このみ言を聞いてなお、「ホーム・チャーチが何だ」と言うことはあり得ません。希望に満ちて、過去自分たちが責任を果たせなかったことを悔い改めて、ここに覚悟と決意を新たにして、ホーム・チャーチを舞台にして頑張ってください。歴史過程において神の前に悲しみを残していた過去の生活を清算し、今日起こるサタンとのもろもろの戦いを、私一身で消化しても残るという気勢をもって出発できる皆さんになってください。1978.10.22

 昨夜、各部門の責任者たちにホームチャーチの真の意味について話しました。ホームチャーチは、神と真の父母が人類に与えた最高の贈り物です。それは過去において未来においても、けっして存在しない最初のものであり最後のものです。あなた方はホームチャーチの贈り物を受けました。それを果たすことによって、あなた方は真の息子・娘になるのです。ホームチャーチは、あなた方自身を真の息子・娘にする容器なのです。私は、この贈り物があなた方に与えられるためには、六十年の全生涯を準備してきました。あなた方は、それを相続し、完成しなければなりません。ゆえに、ホームチャーチに対して、真剣に祈らなければならないのです。1979.4.15


 今月の約婚は途方もない出来事であり、世界中の約婚のグランドフィナーレを飾るものでした。あなたたちの決意はどのようなものでしょうか。あなたたちは真の父母からの遺産を相続し、その基盤の上を歩むべきです。あなたたちがその遺産をうけたということを、どのように世界に告げることができるでしょうか。それは、ホーム・チャーチを通じて、あなたたちがどんなに価値ある者であるか、を証明することによってです。私は世界的にホーム・チャーチの使命を全うしました。ですから、私は、あなたたちに全宇宙の一つの小さな小宇宙、つまり三六〇軒を割り当てました。そしてあなたたちは、私がホーム・チャーチでなし遂げたことをなすことにより、私の遺産をうけ継ぐべきです。私はそのことを神に祈りました。1979.5.27


 自分のエリヤを訪問する時、あなたたちはある部分は韓国を、またある部分は日本を代表していると考えることもできます。また自分のエリヤを、世界の六大州を代表するように分割することもできます。白人、黒人、黄色人とすべての人々があなたたちを拒否する時、喜ぶのです。なぜなら、それであなたたちは全世界から迫害をうけたことになるからです。私はこの世界的な基盤を造成するのに六年かかりました。もしあなたたちが本当に一生懸命働くならば、それを自分のエリヤで六ヵ月でなし遂げることができるでしょう。ホーム・チャーチでの勝利は、自分を堕落圏から引き上げることになります。そのような権能を、誰があなたたちに与えたのでしょうか。真の父母です。それがあなたたちが真の父母からうける遺産なのです。1979.5.27


 真の父母はその生涯を通じて苦労しましたが、その伝統に従い、その遺産をうけることにより、あなたたちはずっと少ない苦労で、その勝利の基準を越えていくことができます。ホーム・チャーチを行うことを尻込みする者は誰でも、その祝福をうける資格はありません。あなたたちの妻あるいは夫が、ホーム・チャーチを行うのをためらうかもしれませんが、その時は彼らを押し出すのです。三年間にあなたたちは、ホーム・チャーチで勝利的な基盤を築かなければなりません。というのは、そこが勝利すべきあなたたちの領域だからです。1979.5.27


 あなたたちがこのホーム・チャーチの基台の上で、夫婦として一つになり、子女をもつ時、あなたたちは父母の基準にまで上っていきます。あなたたちの子女は、ホーム・チャーチの勝利の基盤の上に生まれ、そこであなたたちのすべての勤労は、彼らにより刈り入れられます。その場合、あなたたちは真に神の祝福を豊かにうけることができる、基盤をもつことになります。カイン・アベルの分立がすでにホーム・チャーチでなされ、もう何の汚れも残っていないのですから、あなたたちは自分の子女を清らかな供物として、神に捧げることができます。しかし、あなたたちがホーム・チャーチで勝利しないならば、その義務と責任をあなたたちの子女たちに残すことになり、彼ら自らがその艱難を通過しなければならなくなるでしょう。1979.5.27


 このことは、皆さんのための公式路程だということを知らなくてはなりません。それで先生は、統一教会のすべてのものを犠牲にしても、アメリカを世界のアベル圏として定めたために、これを全体として取り扱うのです。このすべての民族を一つにして、キリスト教のアベル社会を中心として摂理をするのです。このアベル圏に集まってきた人々は、みなサタン圏から追い出されたアベル的人々なのです。その人々によるキリスト教ですから、アベルだと言うのです。 197912.30


 私たちは有史以来の最後の戦いの場に立っているのです。アベルとして最後の戦いの場に立っているのです。今から本格的に七年路程を出発するのです。八一年からしなくてはなりません。これを世論化させ、アメリカ国民がその世論を歓迎しさえするようになれば、七年間で世界は平等になり、世界のすべてを一つにすることができるのです。これが最後の戦いです。 1979.12.30


 イサクも、お父さんのアブラハムが祭物を捧げる時、反抗しなかったためにアブラハムの祝福を受けることができたのです。十二歳にもなれば、自分がお父さんの祭物として刃物で刺し殺されようとしている立場がよく分かるはずです。しかしその時、「なぜですか? お父さん」と言ってはならないのです。何の話か分かりますか? 皆さんにも、そういう難しいことがあるというのです。その時、そうせずしては生き残る道がないのです。1979.12.30


 ホーム・チャーチがなかったならば、あなた方はきっと後悔します。あなた方は不幸です。あなた方は愛の伝統を必要としますか。(はい)。では、それを行いなさい。あなた方が本当に愛のある人間であるならば、本当に神の愛を相続したならば、真の父母を愛する人になることができます。あなた方は真の父母を愛する分だけ、ホーム・チャーチを愛することができます。ですから、あなた方が真の父母を愛する分だけ、他の人々もあなた方を愛するようになります。その関係は複製されるのです。従って真の父母の伝統は、あなた方の家庭にも成就されるでしょう。そして必ずや神の住む場所となります。将来、統一教会という名前は必要なくなるでしょう。あなた方が伝統を相続するのです。この道を通らなければ、誰も天国に入ることはできません。あなた方は天国の愛の博物館に入りたいと思うでしょう。その基準を合格したいと思うでしょう。そのテストの場所がホーム・チャーチです。1980.4.20


 あなた方が私の言うとおりにすれば、ホーム・チャーチを通して、すべての恩恵を分配することができるのです。あなた方は、ホーム・チャーチが必要ですか。(はい)。あなた方は、レバレンド・ムーンとなんの関係があってホーム・チャーチをもつことができるのですか。それは、あなた方はなんの資格も持ってはいませんが、ただ神様の真なる息子になっているからなのです。真実の父、真の息子、娘、この変な言葉は、切っても切れない絆をもっているのです。1980.5.1


 だから誰でもホーム・チャーチは必要じゃない。(必要です)。これは必ず必要である。ホーム・チャーチを通過しなければ、それは天につながれない。それを聖書ではね、「あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは、天でも解かれるであろう」(マタイ一六:一九)と言っている。だからホーム・チャーチにおいて最初は迫害を受ける。受けても、今はもう歓迎される時期になっているから、統一教会はすばらしいと言われるようになる。1981.11.13


 今皆さんは歴史の最終目的である天国を完成させようとしていますが、そのためには統一教会、レバレンド・ムーンを通して、ホーム・チャーチを完成させなければなりません。(拍手)。皆さんはホーム・チャーチに何をしに行くのですか。それは、神の愛と、私たち人間の愛を完全に定着させることのできる基地を造るために行くのです。その基地で神と私たちがあいまみえるのです。皆さんは真の父母の心情や神の心情がどのようなものであるかについてよく話しますが、ホーム・チャーチを通じなければ知ることはできないのです。一昨日、韓国から来たある食口が「ホーム・チャーチは、メンバーが一人一人別々の場所に行くので、全体の作用からみると、教会がなくなってしまったかのように見えます」と言っていましたが、先生は「その考え方は間違っています。自分の個体が完成しなければ全体完成をすることができないのです」と答えました。私たちにとって、まず個体完成が重要なのです。わかりますか。ホーム・チャーチを通じなければ個体完成することができないのです。すべての神学、哲学はホーム・チャーチに帰着します。 1982.2.1


 それでは神と我々は、どこで会うのでしょうか。(ホーム・チャーチです)。ホーム・チャーチを完成させることにより、それが神と私の大会合場所となるのです。また、ホーム・チャーチは宇宙を完成させるための一つの祭壇なのです。先生のこのような愛の理想を中心にして、真なる愛をもってホーム・チャーチをするならば、必ず神に会うことができるでしょう。先生が皆さんに保証します。 1982.2.1


 私たちは愛の贈り物を準備して神に会いに行かなくてはならないのです。これが結論なのです。わかりますか。ホーム・チャーチは皆さんの愛のアポロ十一号の発射台です。皆さんが、そこから発射される、その基地と同じなのです。皆さんはホーム・チャーチを中心として、たくさんの愛の贈り物を準備しなければなりません。それは愛を求めての旅路であり、愛の完成への旅路です。 1982.2.1


 あなたがたは私の教えに従うことに対してどのくらい責任を感じていますか。私は数年間ホーム・チャーチのことについてあらゆるたとえや説明をしながら語ってきました。しかしあなたがたは過去何日間ぐらい自分の区域を訪ねましたか。ホーム・チャーチはあなたの人生にとって何よりも意義と価値のあるものです。もしあなたがたが今この責任に従って行動しなければ、それは後世になって厳しく裁きを受けるでしょう。歴史を通じて宗教的な人々は多くの犠牲を払ってきました。数百万人が殉教の道を行きました。そのような犠牲が積み重ねられて、今日ホーム・チャーチが可能になったのです。1982.2.26


 私たちの運動において、私たちはまだ家庭的四位基台の段階にしか来ていません。祝福家庭というものはあっても、究極の目的からすればそれはほんのわずか成し遂げられたにすぎません。もし私たちが氏族、社会、国家、世界というもっと大きな範囲の四位基台を完成しなければ、霊界における私たちの自由の度合いは完全なものとはなりません。せいぜいそれは地域社会の範囲に留まるでしょう。私たちが地上で達成した分に応じて、それに相応する区域が霊界で拡大されるのです。現在霊界には地上と同じくさまざまな境界線が敷かれています。人々は今まで一対一の関係で統一教会に入教してきました。しかしこの調子でいくならば、どうして世界的基準まで拡大できるでしょうか。あなたがたの責任は家庭的四位基台を造ることであり、そしてそれを最も高い基準まで拡大してゆくことであることを理解せねばなりません。ホーム・チャーチをする一つの実際的な理由は、あなたの氏族のためであります。もしあなたのホーム・チャーチの人々が神と神のみ意を理解すれば、彼らはあなたがたの氏族を歓迎し教育するでしょう。彼らはあなたよりも上手に教育することができます。これがあなたの氏族の中のカインとアベルの分裂をなくすることでしょう。1982.2.26


 一人一人を伝道してゆけば、世界全体を解放するのに数百年かかるでありましょう。もしあなたが真の父母の立場にあるならば、全人類を神に帰すためにもっと効果的な方法を見出すことを願わないでしょうか。神様も真の父母の考えも必然的に同じであるに違いありません。もしあなたが神に、どこに一番住みたいかと尋ねるならば、神様は即“ホーム・チャーチ”と答えるでしょう。あなたの区域に天の位階制度が復帰されねばなりません。家は万物を代表し、すでに霊界に行っているその土地の祖先は天使長の位置を代表し、その土地の人々はアダムの位置を代表します。もし神様がすべてこれらの要素との関係におかれるならば、創造理想は実現されるでしょう。この結果、サタンはあなたの区域から去らねばなりません。なぜなら、サタンは自分の場所と呼べるものがなくなるからです。三六〇軒には三六〇日、三六〇度などすべてのものが代表されています。あなたがたはアメリカにいるのですべての人種があなたの区域に含まれています。1982.2.26


 西暦二〇〇〇年までに、全世界が統一教会について知るようになるでしょう。もうすぐホーム・チャーチをする機会もなくなることでしょう。もしイエス様が三十三歳過ぎまで生きていたら、次の主な努力はローマに向けられていたでしょう。アメリカでの私の立場は、近代のローマに直面しているようなものです。少なくとも次の七年間に、イエス様が四十歳の時までに成されるべきであったことが成就されるでありましょう。私はこの地で、非常に大胆に力強く語ってきました。そしてそうすることによって私自身に対しても、運動の発展に対しても、多くの危険を犯してきました。なぜこのようにしてきたのでしょうか。こうすることにより、イエス様がローマに行って神の目的のために闘えなかったことが蕩減されるのです。次の七年間は成功させなければなりません。さもないと共産主義が世界を完全に占領し、宗教は世界中で一掃されるでしょう。1982.2.26


 もしあなたが今すぐ霊界に行けば、私が言っていることが全く正しいことがわかるでしょう。人々は多くの方法で神に仕えます。偉大な建築家は美しいビルディングを神に献上するでしょう。しかしあなたがホーム・チャーチで働くことに献身するとき、それは神が今最も願っている捧げ物となります。神の最も大きな苦しみは、堕落によりアダムとエバを失った瞬間でありました。ゆえに神の最も大きな喜びは、あなたが神にホーム・チャーチを返す時です。ホーム・チャーチをすることにより、あなたは自分を復帰しているのです。すなわちアダムとエバの位置、天使界、万物を復帰しているのです。あなたはそれらを神に返しているのです。あなたがホーム・チャーチをしているとき、それは小さいことのように思えるかもしれません。しかし、それは、神にとって大きな意味をもっているのです。 1982.2.26


 我々は復帰のその目標に向かって、真っ直ぐ前進しなければなりません。問題はそれだけです。もちろん祝福のこと、家族のことを考えなければなりません。しかしホーム・チャーチと個人の生活とではどちらが本当に重大でしょうか。ホーム・チャーチは、神の摂理において他の何よりも重大です。もしあなたが一生ホーム・チャーチのためにまじめに働き、祝福を受けられなかったとするならば、あなたは霊界に行って素晴らしい人生を送れるでしょう。あなたは私を呼び出すことができ、私はあなたを直接真の父母の家に迎え、あなたに天国へのフリーパスを与えるでしょう。しかしもし、あなたがホーム・チャーチをしないで霊界に来たならば、あなたはどのような通行許可も証明書も受け取ることはできません。 1982.2.26


 私は、あなたがたが天国に行くために知らなければならないことすべてを教えたいと思います。あとであなたがたが私を非難することを私は願いません。誰もあなたにホーム・チャーチをすることを強いることはできません。神様はあなたが何をしようとあなたを天国に連れて行きたいのです。しかしサタンはある条件がなければ行かせないでしょう。ゆえに私たちは、理想の完全な実現に向かって一緒に前進しましょう。あたがた一人一人は、真の父母の子供であるという特権を与えられて祝福されたので、あなたがたは真の父母の血族であります。みんなは異なるように見えても(ある人は色白で金髪であり、ある人は色黒で黒い髪をもっていたとしても)あなたがたのすべての部分は真の父母につながっているのです。これが実情であるがゆえに、神を悲しませるものすべてがあなたを悲しませ、神を喜ばせるものすべてがあなたを喜ばせなければなりません。これが思想においても、行動においても、あなたの人生とならねばなりません。1982.2.26


  皆さんは、今までどれだけホーム・チャーチを熱心にしてきましたか。先生は四年間、毎日、ホーム・チャーチ運動をするように言いましたが、どれだけ熱心に働いてきましたか。神が行くことのできる自由の基地を造れないということは、どれだけ悲惨なことでしょうか。より高い立場におられる神は自由の基地を欲しています。それがホーム・チャーチをつくる意味です。ホーム・チャーチはこのように重要な場所なのです。どれだけ皆さんは、ホーム・チャーチに行きたいと思っていますか。私たちは本当に反省しなければなりません。先生の言うことを絶対に信じて行いますか。1982.5.1


 神は何でもつくることができるのです。重要なことは神のための自由と愛を得ること。この二つしかありません。そして、神の理想的愛は、自由の基盤の上で始まるのです。この神の自由圏を成就させようとする人は、神が愛してくれるのです。今までのことからすると「自分を守ろう」という言葉よりも「自分の貞節を守ろう」あるいは「自分の正しい道を守ろう」という方がふさわしいかもしれません。


 世界史的な個人自由圏、家庭自由圏、国家自由圏、世界自由圏、宇宙自由圏、神自由圏をつくろうとすれば、何千年、何万年かかることでしょうか。そのような自由圏を認定することのできるひとつの基盤がホーム・チャーチなのです。それはどれほどありがたいことでしょうか。ホーム・チャーチで氏族メシヤとしてのサインを受ければ、天の国のすべての自由圏、神の自由圏のすべてをみな守り、成し遂げた人として認定されるようになります。1982.5.1


 皆さん、ホーム・チャーチは何のメシヤでしょうか。(氏族メシヤです)。マーク(メンバーの名前)のホーム・チャーチではマークがメシヤになるようになっています。そのメシヤはどのような資格をもって現れたのかというと、アダム時代から、イエス時代、再臨主時代を代表して勝利した権限をもつことによって現れたものです。それはレバレント・ムーンが蕩減復帰したすべての基盤の上に立つことによってできたものです。それ(マーク)は真の父母が蕩減復帰したすべてのものの焦点の位置に立つのです。そしてそれは真の父母の枝です。その枝を持って行って挿せば生きるようになっているのです。どういうことかというと、真の父母と一つになった心情だけをもっていれば、どこに行っても自然に育つようになっていると言うことです。この場所に行って挿してごらんなさい。(黒板を使いながら)そしてその地においてホーム・チャーチをいっぺんにしてしまうのです。たとえ三六〇軒がこれを引っ張っても抜くことはできないのです。そこで反対されても、どんなに引っ張られても抜かれてはならないのです。切れることがあったとしても抜かれることがあってはならないのです。そうすれば切れても、また出てくるからです。レバレント・ムーンが植えた枝は、根だけ張れば、抜くことができません。サタンもこれを抜くことはできないし神も抜くことができません。神はこれを保護するようになっているのであって抜くようにはなっていないのです。神は自動的にその根を守るのです。この根は皆さんに掛かっています。そしてその根は霊界に行っている先祖圏全体にまで届くのです。その根はみなさんの現在の氏族圏内にも連結しているので、二つの世界に至っているのです。1982.5.1


 先生はこの道を実際に世界的に歩みましたが、皆さんはそれを縮小したホーム・チャーチ基盤だけをつくればよいのです。レバレンド・ムーンという親木から少しだけ枝を取って植えるだけでいいのです。(それだけで親のすべてを相続するのです)。皆さんはホーム・チャーチにおいて物権時代、人権時代、神権時代と先生が歩んできた道を、象徴的にせよ、同じように歩むでしょう。元の親木がそうであるように、その枝と種子は人々からどのように反対されようとも繁栄し、死ぬことはないでしょう。皆さんは自分のホーム・チャーチにおいて物権時代、人権時代、神権時代、愛権時代を通過して天国を実現しようとしているのです。このようなことは霊界にも連結するのです。ですから、万一これをしないで霊界に行ったとすれば、皆さんは後悔するでしょう。これはみ旨というよりも運命の道なのです。1982.5.30


 先生がこのようにして世界的蕩減を果たしたということは、結局皆さんもホーム・チャーチを通して世界的蕩減を果たさなければならない運命を持ったということになるのです。ホーム・チャーチは必要ですか、必要ないですか。(必要です)。もし、ホーム・チャーチがいやならば、先生のようにはじめからすべてをやり直しますか。それでは、その道がお金のある人だけが行けて、農村にいる貧しい人たちが行けない道であったならどうなるでしょうか。しかし、ホーム・チャーチは万人にとって共通的な道なのです。1982.5.30


 歴史を通してみ旨を完成させるために苦労してきた、数多くの人たちの待望してきた世界が私たちの目前にあります。そして、この世界に足を踏み入れることのできる晴れの舞台を私たちは持っているのです。このことは驚くべきことなのです。皆さんはこのことを知って、すべてを犠牲にして全力を投入して一心不乱に前進しなければなりません。そうすれば、み旨の完成された愛の理想世界、地上天国世界が実現されるのです。迫害されたとしても結局は打たれて奪ってくることになるのです。また、迫害を受けながら、苦しみを受けることによって先生の有難さを知るのです。父母様の心情と神の心情を知り、人間として完成していくのです。このことがどれほど尊いかということを知らなければなりません。これは皆さんの今後の運命と永遠の未来を決定するのです。1982.5.30


 真理は唯一であり、不変であり、永遠であり、絶対的です。皆さんは真の人になるためにホーム・チャーチをしなければなりません。ホーム・チャーチこそが真理の道なのです。ホーム・チャーチは唯一であり、不変の場所であり、永遠であり、絶対的なものだということを知らなければなりません。ホーム・チャーチをすることによって唯一であり、不変であり、永遠であり、絶対的な神と接する道ができるのです。そこで神と私たちとが一体となるのです。そのとき初めて、「すべてが成就した」と宣言することができるのです。怨讐を愛し、サタンを屈服させ、完全に神と一体となるまでは「すべてが終わった」と言うことができません。1982.5.30




よろしければクリックを

にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



阿南信義
Posted by阿南信義

Comments 0

There are no comments yet.