成約時代の教会長と新約以前の教会長とのちがい

成約時代の教会長と新約以前の教会長とのちがい
成約時代において、教会長(責任者)はアベルではなく、天使長です。
この天使長というのは、天使長の使命分担を意味しています。実体の天使長ではありません。
天使長は
神の使いとして創造され、僕、仕える霊、神様に頌栄を捧げる立場、みことばを伝える、讃美者としての使命を持っています。
1976年の天勝日以降、家庭教会を出発して、家庭教会定着時代(1983年年頭標語)をむかえており、1997年の天地父母天宙安息圏宣布の勝利をもって、完全に家庭時代となっています。
天一国は家庭を主人とする体制であることは、何度もみことばで確認しています。家庭盟誓で「天一国主人私たちの家庭は真の愛を中心として・・・」と数え切れない誓いをしています。
ですから、家庭教会を中心とする体制をつくるための教会でなければ、天のみこころではないということができます。
成約時代の教会長の使命
家庭教会に対して、
・神のみことば、原理を教育する。
・神様の摂理とその心情を伝える。
・天一国入籍の手続きをする。
・氏族メシヤ成就を目的とし、長子権、父母権、王権を勝利できるように援助する。
・家庭教会からの10分1献金を管理運営する。教会会計の透明化。
・ノルマを与えたり、報告を義務付けたりはしない。
それは本然の天使長の使命でありますので、決して卑下されるような立場ではありません。完成するまでの間、神様の立場をもって、神様にかわって、保護し、育成するという大変重要な立場です。
教会長がその使命に向かっていくときに、そこに「私が主人だからあなたは僕として侍るべき」というような関係になるはずがありません。なぜなら、教会長自身が天一国主人家庭としての途上であって、お互いに協力し合う関係だからです。

真のお父様のみことば
天地父母と完全一体家庭時代 1996年8月4日
「天地父母と完全一体家庭時代」は何かといえば、家庭を中心として天と地が一つになる時代であるという意味です。家庭時代を中心として、家庭を中心に帰りなさいということです。
ですから今回、ワシントンで「世界平和家庭連合」を創設したのです。これは歴史時代において大変なことです。神様も堕落する前から、世界平和家庭連合を願っていたのです。堕落して失ってしまったので、数千万年かかったのです。六千年ではありません。数千万年です。数千万年を通して、この家庭基盤を中心に世界版図として帰っていくのです。
統一教会のリーダーはだれですか? 皆さんです。天のお父様は、神様です。地のお父様はレバレンド・ムーンです。神様の体です。天の真の父母様である神様と、地の真の父母が一つとなって、永遠に変わらない唯一無二で絶対的な真の父母となります。皆さんも、そういう真の父母と完全に一つにならなければ、天国に行くことはできません。
本来、アダムの家庭がそのような立場に立っていたので、家庭を中心として、地上天国を実現しなければならないのに、家庭がそうなっていないのです。ですから、天の王が地上に下りてくることができません。
天の王と地の王が一つになって、完全な王となります。それは、心と体が完全に統一された王です。それは神様の王であり、横的な真の父母の王と、皆さんの心と体は一つに連結されなければなりません。それが、天上天国と地上天国の両方の本部の宮殿に住むということです。
以上。
本来、私は家庭連合の問題点を具体的に批判し、真のお父様のみことばから体制のあり方、教会(教会長、責任者)の立場を原理的に説明してきていますが、
想定外で、日本サンクチュアリ協会有明教会の松本教会長からご意見をいただきました。
整理すると、
・その思想は「両刃の剣」である。
・「対立の思想、教会長は天使長」は組織を分断する。
・「天使長」と「天使長の役割」は違う。
・国進様が「政府は天使長である」と言われていることは知っている。
・政府は組織であって、人をさすものではない。だから政府の官僚とかそこに勤務している人は天使長とは言わない。
・国進様は、教会の「組織」を「天使長」と言われているのであって、「教会長を天使長」と言っているのではない。
・この思想は教会員が教会長や会長を攻撃する「道具」に使われる。
・結論として「会長、教会長も教会員と同じ神様の子女であり、天使長ではない」と考える。
・「教会長は天使長の立場に立つ、あるいは天使長の役割をする子女であり、兄弟である」と考える。
と言う内容です。
同調しているところもあれば、そうではないというところ、矛盾点もありますが、
言える事は
松本教会長の心の中に、必死に日本サンクチュアリ協会の組織のあり方、10数名の教会長や責任者の立場を考えておられ、心配されてメールだけでなく、ブログまで記されたのかと思いました。
それはそれで、その考えで教会づくりをして、組織発展のためにやればいいことだと思います。
どういう戦い方が最善であるのかを各自が祈り、行動することが必要かと思います。
天一国主人の家庭がこの日本、世界に拡大するための善なる競争だと思います。
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