阿南信義

なぜ世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合に名称を変更したのか

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なぜ世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合に名称を変更したのか

21年前の1997年真のお父様は世界基督教統一神霊協会をやめて、世界平和統一家庭連合に改称するように指示をされました。1954年に世界基督教統一神霊協会を創立して43周年のときです。
それまで、教会を主体として展開してきた統一教会の体制を根本から転換して、家庭を主体とした家庭連合を出発させました。

中央集権の教会主導の現偽家庭連合の体制は、本来の真のお父様のみことばからかけ離れた姿となっています。

氏族メシヤの勝利の為には本来、真のお父様が世界平和統一家庭連合を出発させた原点のみことばに帰らなければならないことを痛感しています。

そのみことばを通して、天一国主人家庭として勝利し、完成する道を教えられます。


真のお父様のみことば

天地父母と完全一体家庭時代  1996年8月4日


「天地父母と完全一体家庭時代」は何かといえば、家庭を中心として天と地が一つになる時代であるという意味です。家庭時代を中心として、家庭を中心に帰りなさいということです。
 ですから今回、ワシントンで「世界平和家庭連合」を創設したのです。これは歴史時代において大変なことです。神様も堕落する前から、世界平和家庭連合を願っていたのです。堕落して失ってしまったので、数千万年かかったのです。六千年ではありません。数千万年です。数千万年を通して、この家庭基盤を中心に世界版図として帰っていくのです。


世界平和統一家庭連合時代の開幕宣布  1997年4月8日

 キリスト教は責任を果たせませんでした。ゆえに、その次元を超え、キリスト教の祝福が万民の前にすべて委譲される時代に入ったということを、皆さんは知らなければなりません。世界基督教統一神霊協会ですが、神霊というのも結局、真の父母を中心として地上に家庭的メシヤの基準が定着する時には終わるのです。神霊の実体をこの地上に迎えて生きるべき人たちが、真の父母の継承者たちなので、その真の父母は、霊的完成と地上完成を代表した家庭の出発から、国家出発、世界出発、天宙出発を代身し得る、一つの模型的な基台になるということを皆さんは知らなければなりません。

 したがって、今後残る名前は何でしょうか? 世界基督教統一神霊協会の時代は過ぎ去りました。それは闘わなければならないのです。キリスト教を統一しなければならないのです。統一するためには闘いを経なければなりません。平和の基準がありませんでした。闘争的概念を中心として、サタン世界に引継・委譲していく過程にあるため、平和という概念もなく統一という概念もないのです。キリスト教を統一する時代は既に過ぎ去ったのです。

 長子権復帰、父母権復帰を完成したので、イエス様がイスラエル圏に着地し、ローマ帝国という世界舞台に移っていけるはずだったその基盤を、統一教会において長子権復帰、父母権復帰、王権復帰時代に移行していくことによって、すべてを回復したのです。ですから、キリスト教の統一だけではありません。世界統一時代に移行したのです。

 ですから、今日この第三十八回の「真の父母の日」を中心として、統一教会という名称はなくなり、世界平和統一家庭連合とするのです。四月十日からこの名称を使うのです。


 世界基督教統一神霊協会も必要ありません。家庭が定着すれば、世界と通じることができる「代表的家庭」になるので、エデンで願った神の創造理想の結実が現れなければなりません。息子、娘を中心として横的に拡大すれば、それが神様が願われる氏族となり、自動的に民族となります。自動的に国家にもなります。そうですか、そうではありませんか?

 ですから、宗教は必要なく、サタン世界の血族は必要なく、単一国家になるのです。それで、世界・平和・統一・家庭・連合です。これですべて終わりです。家庭は一人ではありません。


 こうして祝福を受けることによって、はじめて再臨主が自らの父の立場に立つようになり、天に属するようになるのです。祝福を受けなければなりません。ですから、祝福家庭が何をすると言いましたか?「世界平和統一家庭連合」になるのです。そこに神様が臨在し、神様が役事するのです。それを中心として役事するので、再創造の火がつき、ぐるぐると回転運動をすれば、環境が知らず知らずのうちに引っ張られてくるのです。周りにいる先祖たちが降りてきて、霊的に教えてくれるのです。霊的に一つになって運動をしなければなりません。


統一教会創立43周年記念日のみことば  1997年5月1日

 教会と言えば、今まで個人救援時代でした。今はどのような時代かといえば、祝福を受けた家庭を中心とした家庭救援摂理時代です。家庭が連合するようになれば、親族救援摂理、国家救援時代に入るのです。
 親族が祝福を受ければ、親族が救援を受けるのです。国が祝福を受ければ、国が救援を受ける時代に入るのです。次元が飛躍するということを、皆さんが知らなければなりません。教会時代は過ぎ去るのです。
堕落は、アダムとエバという個人が堕落して家庭をひっくり返したので、これを復帰しなければならないのです。心と体が一つになり、家庭が一つになり、国が一つになり、世界が一つになり、天地が一つにならなければならないのです。

昔は個人救援ですが、今からは家庭救援から親族救援、国家救援がここから成されるのです。これは、必然的な結果であらざるを得ないということを知らなければなりません。
 今、私たちは家庭教会なので、成約時代に入ってきたのです。旧約時代、新約時代は家庭がありません。ですから、「世界基督教統一神霊協会」は必要ないのです。「家庭連合」が必要なのです。


祝福家庭天宙化時代宣布   1997年5月4日

 再臨主がアダム時代とイエス様時代の家庭を復帰したように、地上世界の皆さん、祝福家庭が、霊界の家庭を復帰し、天国を一挙に埋めつくせるような時となったのです。これまでの宗教は、個人の救いを目標にしてきました。天使長の子孫なので、個人の救いを目標にしてきたのです。それから抜け出れば、家庭の救い、氏族の救い、民族の救いをなすのです。一国が祝福さえ受ければ、天国に属すことができるという大変革時代に入るのです。

 統一教会の祝福された者たちが、氏族的メシヤになれば……、氏族的メシヤさえ連結されれば、世界のどこであろうと一挙にすべてを合わせられるのです。氏族的メシヤの責任さえ果たせば、この世界は完全に、霊界と地上の解放が成されるのです。それゆえに世界基督教統一神霊協会、統一教会は看板を下ろして、「世界平和統一家庭連合」に改称するのです。これまで統一教会は、キリスト教会が必要でした。キリスト教には旧約と新約が含まれます。それを離れては成約時代が到来しません。これまで、なぜレバレンド・ムーンがキリスト教を離れることができなかったのでしょうか? そこに旧約と新約があるからです。旧約と新約がなければ成約を定着させることができないので、彼らと共に歩まずにはいられなかったのです。


訓読会制定宣布  1997年10月13日

 訓読会をする理由は何ですか? 皆さんは今まで旧約時代、新約時代を経て、成約時代を迎えていますが、「成約時代」とは何ですか? それは家庭完成です。旧約時代には家庭を原理的に立てることができず、堕落した家庭となりました。この家庭基盤で失敗したことを復帰するには、家庭で復帰してはいけません。より高い次元の国家的基準で復帰しなければならないのです。そのために第二アダム的なメシヤが来て、復帰しようとしたのですが、すべてが失敗したのです。

 それで第三のアダムが来て、国家的基準ではなく世界的基準において、言うなれば大きなアマゾンのような川の責任を果たしながら………、アダム家庭の失敗、イエス家庭の失敗、その上に民族・国家・全人類的な失敗を、総蕩減しなければならないのです。すべてに責任をもって、きれいに整理しなければならないのです。それでようやく人類の真の父母、アダムとして完成すべき真の父母、神様の創造理想のみ旨の本体である四位基台……、アダム家庭における愛の理想完成の定着地を中心とし、それを伝統とすることによって、万民がそのような種となるのです。アダムが種ですから、皆さんも同じ価値の完成した種のような家庭をもって定着し、天国に入っていくのです。

それでは、この訓読会の標準とは何でしょうか? 真の父母が、堕落した世界の歴史を代表して、この世における家庭理想を蕩減し整備した基盤の上に、神様の願いである創造理想的な祝福家庭を完成するのです。その完成した家庭は、一個人の家庭ではありません。アダム家庭は家庭王にならなければならず、氏族王、民族王、国家王、世界王、天宙王にならなければならず、地上天国と天上天国の王権を授かることができる代表的家庭です。それと同じように、皆さんの家庭も皆さん一人ではないのです。

 先生のみ言は、今まで先生が歩んできた闘争記です。言い換えれば、家庭完成をする戦勝の記録です。この記録は、皆さんの骨や肉のように一体となり、中心とならなければなりません。そのようなみ言と一体化できる骨と肉となり、生活的環境と一体化させなければならないので、家庭が定着しなければなりません。真の父母の家庭を代身しなければなりません。



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