家庭連合とサンクチュアリの根本的に違うところ・組織について

家庭連合とサンクチュアリの根本的に違うところ・組織について
家庭連合では「中心性と一体化」という名の下に、上下関係を明確にしています。教会員に対して、本部(協会長)教会(教会長)や責任者は真の父母の代身であるとし、神様に近い存在として、従うことを当然とする中央集権の体制をつくっています。
また、ことばでは氏族メシヤ、家庭教会と言いますが、あくまで教会が主体(主人)の体制です。ですから、たとえば、11条献金の管理を家庭教会に任せることはありません。
それどころか、教会の会計報告を祝福家庭にすることもありません。もし家庭盟誓にあるように「天一国主人が家庭である」と考えるならば、当然のことながら、会計報告を各祝福家庭にするべきです。
私は田舎の地元で自治会の役員をやっていますが、会計報告は年に一度は明確にして全体に報告し、監査してもらっています。民主主義の現在では当然の仕組みです。
それをしない家庭連合の体質は過去の封建体制、君主体制でしかありません。それは独裁体制であって、共産主義体制に似ています。
また、
家庭盟誓に6番に「天の祝福を周辺に連結させる家庭を完成する」とありますが、その祝福の権能を家庭教会、祝福家庭に与えようとすることもありません。あくまで、教会が主体(主人)で家庭教会はそれに従う対象的立場にしているからです。
私は2015年のはじめに清平で行われた、家庭連合主催の5日間の氏族メシヤ修練会に夫婦で参加しました。氏族メシヤに対する教育をどのようにしているのかを確認する目的でした。
そのときの講師は教会と家庭教会の関係を四位基台の図で説明しながら、神様を中心として主体は教会で対象に家庭教会という関係を説明していました。
その講義を聞いていて、家庭連合の氏族メシヤ摂理はすでに失敗していると確信しました。
根底が真のお父様の思想ではないので、家庭教会、氏族メシヤ摂理は家庭連合では勝利することは不可能だと思わされました。まだ、サンクチュアリを知る前のことです。
本部や教会を中心(主体)とする
その体制を真のお父様は願っておられたのではありません。
真のお父様のみことば
日本の責任者たちは、「教会長だからアベルであり、君たちはカインだから、カインはアベルに屈服するのが原理だから従え」と先生が教えない原理の教えをしているのではありませんか? そういう原理はありません。 み旨と世界 702p
今まではピラミッド式の組織を持っていましたが、これからは違います、反対に引っくり返しておくのです。それゆえ、本部がありません。地方にも道(どう)がありません。郡がありません。先生を中心として本部が家庭です。
堕落する前にそうだったじゃないですか?父母しかいないではないですか。そうではないですか?祝福家庭たちは全部父母様を中心として、神様を中心として特命を受けて、その命令の一元化実体圏を持って、天の前に奉献するべき責任があり、それが地上に生きる血族たち行うべき、行くべき道です。これが天国に行くことのできる準備なのです。
211-351, 1991.1.1
国進様のみことば 2012年7月27日 「自由社会」
さて、エデンの園には、神様とアダム、エバ、そして天使長がいました。皆さんよくご存知ですね。神様は様々な戒めをアダムとエバに与えました。完成するために戒めです。三大祝福を受けるための戒めです。
神はそこに僕として天使長を置きました。アダムとエバの教育係として僕として、祝福を受けるまで成長するためです。聖書と原理を学んで、何が起こったか、よく知っていますね。僕であるべき天使長が自己の位置を離れて、天使長ルーシェルからサタンになりました。その過程でエバを誘惑し、そしてサタンとなってエバとアダムを誘惑しました。その結果、アダムとエバは自由と責任をなくしました。神の祝福もなくしてしまいました。神様から離れてしまったのです。
では、天使長は誰を指しますか?天使長はアダム・エバに仕える霊として創られましたね。では現代、我々市民に仕える為に創られたものは何ですか?それは「政府」です。原理的観点からも明らかなように天使長は政府を象徴するということです。
以上
国進様は私が訪米したときの懇談会のときに、「教会(教会長)の体制も天使長である」と語られました。それを明確に記憶しています。
天一国は家庭を主人とする体制ですので他の組織はすべて、天使長の立場であるといえます。天一国憲法は政府、国家をそのように定義しますが、天一国を準備するための教会や本部もやはり、天使長の立場であるといえます。
サンクチュアリは真のお父様の天一国実現の理想をそのごとく、実行実践することを目的としていると思います。
三代王権を中心として各家庭が天一国主人の家庭となれるよう、そのために真のお父様の家庭教会、氏族メシヤ思想を地上に実現できるように最大限、協力し合う体制ではないかと考えて、あれやこれや実行しているものです。
ともかく、本部や教会を主人としている家庭連合をはやく崩壊させるために、家庭教会を主人とするサンクチュアリが拡大発展することを神様、真のお父様が切に願っておられることを感じています。
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