阿南信義

教会長は天使長にたいするさらなる考察

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教会長は天使長に対するさらなる考察

1月3日の当ブログで家庭連合教会長様に対する提案をしました。その二番目の内容についての意見をいただきました。サンクチュアリの兄弟からのメールです。


当ブログからの引用
2、教会長はアベルではありません。(教区長、地区長、会長、総会長も)

教会長はアベルといった間違いを統一教会時代から今に至るまで、犯しています。教会長はアベルではなく、天使長です。それはなぜかというと、本然の世界のはじめは、神様とアダムとエバ、そして天使長しかいません。アダムとエバは神様の息子、娘であり、主人となる立場でした。天使長はそのアダムとエバを育て、神様につなげる立場でした。

その立場を間違えたのが堕落です。天使長がエバをそしてアダムを主管することによって神様の血統は奪われ、サタンの血統となっているのは堕落論で知るところです。

家庭盟誓でいつも、天一国主人私たちの家庭は。というのは天国の姿がそうであるからです。アダムとエバが主人であるように、各家庭が主人でありますので、教会長やすべての公職者は天使長であるということになります。

それを教会長はアベルとか、神様に近いとか、真の父母の代身とか、いいながら堕落した天使長が主管するのと同じで、人間を中心とする中央集権体制を維持しようとします。それはサタンの体制で、神様の願う姿ではないことを知らなければなりません。

天国では上下の関係はありません。神様の愛を中心として交流がなされる自由で活発なコミニケーションがとられた喜びにあふれた世界になります。 
 引用終わり


そのサンクチュアリの兄弟からメールの内容は

私が「教会長は天使長です」とはっきりと言い切るのは誤解を招くのではないかと言います。
どのような誤解を招くのかというと

・シックが教会長が天使長だというと自分より下であるから、主管性を転倒する。
・それによって、教会長や責任者に反発をもつシックが出てくる。
・神様の意思伝達をする人が必要で、その権限や責任をもつ人がアベルでそのルートをとおしてカインであるシックに伝わるのではないか。そのためにアベルが必要ではないか。
という意見でした。

それに対する私の意見をメールで送りました。


私の返信
○○さん、メールありがとうございます。

「教会長、責任者は天使長です」といわれたのはもともと国進様です。
天一国主人が家庭なので責任者はアベルではなく天使長だとおっしゃったのを直接聞きましたし、どこかに残されていると思います。

それに私も同感しました。そして、原理的にも本然のはじめの状態では神様とアダムとエバ、天使長しかいませんでしたし、天使長の役目はアダムとエバを神様につなげて、主人となってすべてを治めるように助ける役目でした。

ですから、アダムとエバである各家庭を教育し、援助していくのが、教会長、責任者であると思っています。
アベルは三代王権です。それ以外はみな天使長の立場といえます。

今まで教会長、責任者がアベルであるとお父様は言われていないのにかかわらず、勝手に解釈してきました。それで多くの間違いを犯してきました。

私は2年間、サンクチュアリの教会長を担当し、そのことをいつもみんなに語っています。「教会長は天使長です。皆さんが主人です」とたえず、言って来ていますが、
それで、主管性を転倒されたと一度たりとも感じたことはありません。みんな私の意見や指導内容に対して受け入れてくれていて、意見はあっても反発することはほとんどありません。もし、あってもそれはいいと思っています。


○○さんのメールからの引用
ただ、組織の運営上、権限を任せられる内容を持つ者であり、責任を持つ覚悟がある者という前提でアベルの立場に立たされていると思うです。
天国を人体に例えて、神様と真の父母様が脳、命令を伝える神経がアベルと呼ばれる信徒、各細胞がカインとしての信徒とするならば、アベルはカインの為に頭脳の命令を正しく伝える責任があります。
逆にカインは正しい命令ならば受け取る責任があります。
  引用終わり


権限があるのは家庭であり、責任を持つのも家庭であります。だれか特定の人にその権限があるとするならば、それは中央集権体制となります。
天一国はそうではない。というのが、二代王様や国進様のご指導だと考えています。

権限や責任をとらなければならない各家庭を支えるために、助けるために、教会長や責任者がいて、ことが進むようにするというのが本来の姿だと思います。
神様からの伝達は三代王権を通じて、直接各家庭に伝達されて、機能するようになります。天一国主人は王様に直接つながるべきです。
その伝達がうまくいかないとき に、天使長が助けるようにすることになります。


上下関係でない自由で平等な意思伝達関係ができることが教会発展につながってきます。もし教会長、責任者がアベルで神様や王様に近く、私の言うことが正しいので聞くべきであると考えるならば、それは家庭連合と同じ、中央集権体制、独裁体制をうみだし、発展はしなくなると思います。


「教会長は天使長です」と思い、主張して、実際やってみればわかることです。そのほうがはるかに自由な雰囲気を生み出し、活発になるということに気がつきます。
天使長だから、自分の下だと思う人はいません。なぜならば、本人は神様の愛と真理をたえず、実践しているからです。

そして、教会長本人 も天使長であると同時にアダムとエバの立場ですので、天一国主人として王様にはべり、天一国の実現にむけて、最先頭で実践していくようにしますので、なんら違和感などありません。

また、ご意見ください。






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阿南信義
Posted by阿南信義

Comments 2

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T.M

No title

 教会長は「権限」や「責任」で「アベルの立場に立たされている」と言う某質問者の見方は、イコール他の一般食口(祝福家庭)がカインの立場にある、ということです。各祝福家庭が「天一国主人」となって天国をつくっていく時代に、サンクチュアリ食口までが、まだこのような家庭教会時代と同じような旧態依然とした(カインアベル)信仰観から抜け出せていない、というのは憂うべきことだと思います。

2018/01/09 (Tue) 14:34

阿南信義

T.M様

コメントありがとうございます。
天一国の理想を展開するにおいて様々な壁があります。
人間の責任分担の難しさをつくづく感じます。
しかし、二代王様の方針を信じて、真のお父様の願われる家庭教会氏族メシヤ摂理の目的を成就するために努力していきたいと思います。

2018/01/09 (Tue) 20:36