阿南信義

信仰による人間の責任分担の完遂

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信仰による人間の責任分担の完遂


原理を通して、み旨成就は神様の責任分担と人間の責任分担が完成されなければ勝利しないということを知っています。

神様の責任分担はメシヤを地上に送られることでした。メシヤは地上に来られてあらゆる迫害を乗り越えながら、勝利されました。真のお父様は神様の立場において、堕落人間の失敗してきたあらゆる蕩減の路程を個人から、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙にいたるまでサタンの攻撃を受けながら、克服勝利されました。そして、そのすべての勝利の結実を人間に与えてくださいました。それが家庭教会氏族メシヤ摂理です。

アダムのときは神様から与えられたみことばを守ることが人間の責任分担でした。
今のときは、メシヤが地上に来られて、世界的な長子権を勝利され、そのすべての勝利権の結実として人間に与えてくださった家庭教会氏族メシヤ摂理のみことばを守り、勝利することであると思います。

ですので、
人間の責任分担は家庭教会氏族メシヤ摂理を勝利することであり、それ以外にはありません。


本来ならば、真のお父様が世界的21年路程を1976年までに勝利されましたあと、二次21年路程が出発しました。それが2000年までの子女(人間)の責任分担の21年路程でした。その間においてその家庭教会氏族メシヤ摂理は完全に勝利することが、天の切実な願いでありました。

いまだに、その摂理は勝利しておらず、延長されている状態ですが、勝利して終わるか、失敗して終わるのかは人間自体にかかっています。それは私たち自体にかかっています。急がなければ、その延長された時間が時間切れになるのではないかと、現実の深刻な情勢に心が焦ります。


真のお父様のみことば
ホームチャーチは、神と真の父母が人類に与えた最高の贈り物です。それは過去において未来においても、けっして存在しない最初のものであり最後のものです。あなた方はホームチャーチの贈り物を受けました。それを果たすことによって、あなた方は真の息子・娘になるのです。

ホームチャーチは、あなた方自身を真の息子・娘にする容器なのです。私は、この贈り物があなた方に与えられるためには、六十年の全生涯を準備してきました。あなた方は、それを相続し、完成しなければなりません。ゆえに、ホームチャーチに対して、真剣に祈らなければならないのです。
1979.4.15


聖書の中に信仰ある者の話があります。イエス様のみことばを切に求めた人の信仰によって、奇跡がおきて、病気が治ったという聖句です。


マタイによる福音書8章5節から13節
さて、イエスがカペナウムに帰ってこられたとき、ある百卒長がみもとにきて訴えて言った、 「主よ、わたしの僕が中風でひどく苦しんで、家に寝ています」。 イエスは彼に、「わたしが行ってなおしてあげよう」と言われた。 そこで百卒長は答えて言った、「主よ、わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。ただ、お言葉を下さい。そうすれば僕はなおります。 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。

イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた人々に言われた、「よく聞きなさい。イスラエル人の中にも、これほどの信仰を見たことがない。 なお、あなたがたに言うが、多くの人が東から西からきて、天国で、アブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席につくが、 この国の子らは外のやみに追い出され、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう」。 それからイエスは百卒長に「行け、あなたの信じたとおりになるように」と言われた。すると、ちょうどその時に、僕はいやされた。



私たちはみことばと家庭教会氏族メシヤ摂理を切に求めたわけでは、なく一方的に神様から与えられています。ただ、今に至るまでの4000年のユダヤ教、2000年のキリスト教の人々は切に、願ってきました。どうしたら、天国に入ることができるのかを切に探し、待ちに待ってきました。


その心情で切にもとめ、神様、真のお父様を信じて、家庭教会氏族メシヤ摂理に対して前向きに臨むときに、神様と真のお父様によって、奇跡的な勝利を与えられることになるということを先の聖句によって教えられました。

今まで、真のお父様の全生涯の勝利的基盤は韓氏オモニの不信と堕落によって、すべてサタンに奪われてしまいました。二代王様を実体的におささえする基盤を世界的に早急に拡大しなければならないと思います。そのために、家庭教会氏族メシヤ摂理の勝利が切に願われていることを痛感しています。


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阿南信義
Posted by阿南信義

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T.M

還故郷・ホーム・チャーチ摂理は人間の責任分担である。

 阿南さんが集められた家庭教会・氏族メシヤ摂理にかんする御言集の中に、それは「人間の責任分担である」というのがありました。
 「皆さんは5パーセント(責任分担)という原理を学びましたね。5パーセントのその基盤を、個人としてあるいは自分の家庭として果たさなければなりません。それはじぶんの氏族に対するためです。日本のためでもなく、世界のためでもありません。自分の氏族に対して忠誠を尽くすような、そのような時代に帰らなければなりません。本来、アダムとエバが(責任分担を果たして)堕落せずに、家庭を築き、その家庭を中心として氏族関係がなされるべきでした。しかし、堕落によってそれが成されなかったわけですから、それ(5パーセント)を再びわれわれ(祝福家庭)が果たすことによって、地上に天国実現が可能です。そのように考えると、故郷に帰らなければなりません。」―1978年9月22日「故郷に帰りましょう」―
 祝福を受けた位置は長生期完成級ですから、まだ完成ではありません。祝福家庭として完成期を「メシヤと一つになって人間の責任分担であるホームチャーチ氏族メシヤ摂理の御言を守り、果たす」ことによって完成圏(天国)に入る、というのが、原理の御言だと思われます。
 難解なホームチャーチ摂理の御言ですが、責任分担という観点から理解するとわかり易いと思いました。

2018/01/07 (Sun) 14:21