阿南信義

天一国王宮入宮式をふりかえって思うこと



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天一国王宮入宮式をふりかえって思うこと

2017年1月1日、アメリカのペンシルベニアにおいて、歴史的な天一国王宮入宮式が開催されました。あれからもうすぐ、一年となります。

私はその歴史的式典に参加をさせていただきました。今思うことは誰かの代理ではなく、日本のサンクチュアリの方々全員を代理して参加したのだという心情です。

その天一国王宮はどういう意味があるのかです。
天一国の中心点が決定したということです。神様と真のお父様が垂直に降りたたれることのできる本然の中心点、堕落世界と関係のない天国の中心位置が確定し、天一国の出発がなされる中心の基点が立つことになりました。

そして、その天一国王宮の扉を開く、テープカットに参加させていただきました。それもまた、日本のサンクチュアリとなったすべての方々を代表して。
その中には、アメリカにこられたばかりの康賢実先生(康オモニ)、劉正玉先生もそれに参加されておられました。

そのときには、誰も康賢実先生が真のお母様となられるとは想像もできませんでしたが、神様はすでに予定されておられたことを、後に知ることになります。

天一国の中心である天一国王宮の扉を開くということなど、畏れ多くそんな位置に立つことも資格もないものです。ただ、堕落した家庭連合から抜け出し、三代王権を信じた者というだけでとてつもない立場を許されたことを感謝するしだいです。
そして、その恩恵はサンクチュアリのすべてのシックに与えられました。

今回のこの行事式典は陽暦で1月1日でした。真のお父様の式典、二代王様のなされる式典もすべは天暦で行われていましたが、今回だけは特別で陽暦です。
それは1月20日にトランプ氏の大統領就任の式典がホワイトハウスで行われる前に、やらなければならない摂理的意味がありました。

タマルの絶対信仰の勝利によって、胎中聖別がなされて、子女のゼラとペレヅとの長子権転換の戦いが胎中でなされて、次子であったペレヅが先に出て長子の位置を復帰したという聖句を真のお父様が原理的に解かれています。(創世記38章)

同じように、堕落したエバの立場を蕩減なされるために、真の子女様のカインとアベルが完全にひとつとなって、そのエバの失敗を蕩減すると同時に世界的なタマルの信仰を確立されたと思いました。それは想像できない厳しく激しい戦いであったと思います。それを亨進様、国進様は勝利なされました。

よって、カインの王様が主権を確立する前に、アベルとして立つことができ、次子でありながらも長子の位置をあらかじめ復帰されるために、先に天一国王宮入宮式をもって天のアベルの主権をそこに立てられたと思います。
それはすべて、カイン王、トランプ大統領を守るためです。

その翌日から二代亨進王様は、キングスレポートを毎朝5時から開始されました。すべてはトランプ大統領を守り、サタン世界を分別するためのみことばを世界に向けて、発信され、その迫力はすさまじく、圧倒されます。

そしてその最初のキングスレポートの中で、王冠摂理が発表されました。氏族メシヤとして王冠を戴冠するよう、サンクチュアリのシックに指示されたのです。

天国の王権が立つためには、絶対的に天の権威をもつ氏族メシヤが王権の位置に立たなければならない原則があります。それは真のお父様の天国を地上に実現するためにサタンを分立してこられた、路程を相続したという証明です。
それがなければ天一国を実体的に出発させることができないので、二代王様は強制的に指示されました。

私たちの責任はその氏族メシヤ王権即位のあかしである王冠を本物としなければならないことが残されています。それを実体化しなければ、カイン王を取り巻く情勢は、サタンの攻撃を受けることとなります。

アベルがカインを愛するという摂理を天宙的な段階で遂行されておられる二代王様の心情を相続して、私たちはまず、氏族メシヤの王権を復帰する戦いを中心とすることだと考えます。
そのためには自分の生活を捨てて、84数復帰にむけて投入しなければなりません。決意し自覚すればおのずと、道は開けます。

それは神様が働いてくださるようになるからです。自分がやるのではなく、神様が、真のお父様が働いてくださり、勝利することができます。


その天一国王宮で1月2日、康オモニとお話しする機会がありました。
康オモニは私に「日本のどこから来たの?」と日本語でやさしく語りかけてくれます。
私は「九州の大分からやってきました。サンクチュアリ大分教会で教会長をしています。」とお答えすると、すぐさま「大分教会はシックはどれくらいいるの?」といわれます。

それで私は当時は70家庭だったので、「今、70家庭います。みんな頑張って伝道しています。」と返事をしました。すると「おお、すごいね。頑張っているね。皆さんによろしく伝えてくださいね」とおことばをいただきました。短い会話でしたが、私の心は感動と慰労につつまれ、その暖かさは忘れることはできません。

今、サンクチュアリ大分教会は120家庭を超えるようになりました。
ただ私の中では申し訳ない心情でいっぱいです。なぜなら、そのときに神様と約束した数字にあまりにも、足りないからです。

これから一刻もはやく、その神様との約束を果たすために全力を挙げたいと思っています。


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阿南信義
Posted by阿南信義

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