家庭連合は間違っている
お父様のみことば
家庭教会という言葉は、たやすい言葉でしょうか。それはどれほど苦労して生まれた言葉であるかしれません。あなた方も、そしてこれから原理を学ぶ人々も、あれこれとみことばを聞いているうちに、私の喋る言葉のすべてを悟った日には、「家庭教会」ということばを聞いただけで畏れ多いと考えるでしょうし、ことばを聞くだけでなく、文字を見ただけでも頭を下げて跪き感謝することでしょう。
私は、あなた方が世界的な家庭教会をもつことができるようにしておきました。あなた方のために世界的に苦労してつくっておいたのです。しかもあなた方は、わずか30分ぐらいで全部回れそうな360軒を与えられているので、それに取り組んで成し遂げることができないはずはありません。もし、その任務を拒絶して「先生、わたしはできません」と言うならば、私がそれをやります。そうすればあなたは天国ではなく地獄に行くことでしょう。
考えてみてください。皆さん。私が20年先のことを考えながら、家庭教会の出来上がる日を待って苦労したことに比べると、あなた方の360軒は20年もかかるでしょうか。あなた方はどれだけ家庭教会活動をしてきましたか。あなた方のうちのある人は、家庭教会活動を22週間位しかやっていません。「先生、私は疲れました。足が痛くなりました」と言っているのです。(いいえ)。苦労して前進して、一度に早く済ませてしまって解放されるのです。
あなた方は家庭教会が途方もなく難しいことだと思いますか。それともできることですか。(できることです)。将来の最高の裁きは、「あなたには家庭教会が与えられません」と言われる事であり、家庭教会活動をする権利を剥奪されることです。家庭教会によって世の中は理想圏内に入っていくのです。それは理想、理想、理想です。これで、家庭教会の意味が良く分かりましたね。
これをつくるために、神と私は20年の間、休まずに一生懸命働きました。そして神と私は、多大な代価を支払いました。多大な蕩減が払われ、多くの聖人、預言者が血を流し、数多い宗教者たちが殉教しましたが、彼らは家庭教会の摂理を知っていたでしょうか。もうこれ以上、家庭教会の話をしなくても良いでしょうね。もう、私がいなくても、家庭教会に出かけられますね。
さあ、分かりましたね。きょうの題目はなんであったかというと、「家庭教会は天国の基地」です。そこに行ってこそ幸福があるのであり、真の喜びがあるのであり、そこにあるものが真のものであり、そこに行って休むのが真の休みであり、そこに行ってすべてのことをするのが天国人のすることであり、そこに行って住み、そこで死ぬのです。家庭教会はそういうところであることを知ってください。家庭教会をするために行きましょう。行きましょうとも。 1980.1.1
今から36年前のみことばです。
お父様が家庭教会の摂理をどれだけ重要視されておられるかを理解することができます。
しかしながら、なぜ家庭連合(旧統一教会)において、お父様の語られる家庭教会が定着できないのでしょうか。
それは家庭連合(旧統一教会)幹部の根本的な考えが間違っているからです。
それは本部(あるいは地区、教区)が主体で各家庭が対象とする位置づけです。
本部がアベルで各家庭がカインとする構図がそもそも間違っているということです。
その思想と体制がある限り、家庭教会は定着できず、氏族的メシヤも勝利することは不可能です。
今の家庭連合(旧統一教会)は名前は家庭連合としているけれども、結果として、家庭教会破壊連合となってしまっています。
お父様のみことばを不信していると同じことです。
家庭盟誓では「天一国主人、私たちの家庭は」と唱えているように、本来お父様の願いは家庭が主体であり、本部は対象であるという位置づけにならない限り、家庭教会は定着できず、サタン世界がそのまま続くということになります。
亨進様は三代王権みことば集p118「逆さの王国」の中で
天一国はひとりの王がいて、そこに貴族がいて国民はそれらに仕えるというものではないのです。それはこれまでのサタン世界の王国です。神様の王国はそれとは180度反対の王国だということです、全く逆転したものなのです。
天一国には多くの王がいますが、王の王が存在します。王が建てた王権と法律があり、その王権が法を守ります。わかりますか。では天一国の王とは何でしょうか。王は国民だというのです。
と語られておられます。
亨進様は
中央集権の体制はサタンの体制である。
天一国は逆ピラミッドの体制であり、天一国の主人であり、王は国民であると明確に語られておられます。
お父様の思想と理想を完全に相続され、その内容を私たちに教え、自ら率先して実践しておられます。
家庭連合(旧統一教会)に所属している方は、今のままでは家庭教会を勝利することも氏族的メシヤを勝利することも永遠にできません。
できないようになっているのです。