阿南信義

この危機を克服するための天から見た方策は

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私は18歳の時、原理をはじめて聞いたのですが、特にメシヤ論のところでイエス様の路程を聞いた内容を今でも鮮明に覚えています。
イエス様を求めてきた多くの聖徒たちがいたけれども、病気を治して欲しいとか自分たちの利益のために集ってきたがゆえに、最後には不信していく民となった。イエス様の心中深く通ずるものはおらず、イエス様と心情をともにすることができなかったからイエス様は十字架に行かざるを得なかったという講義を聞いて、「そうなんだあ」とえらく感心したのを記憶しています。

自分は決して、そのような不信の民となりはしないと思いながら信仰生活を送ってきたものの、今になって、再臨主の前に2000年前と同じような方向になっている自分の姿にはたと気付くものです。

それは何かと言うと子女の責任分担を勝利していないということです。

第四回天勝日の真のお父様のみことば 
 天の基準からみて勝利が決定した時、神は天勝日を宣言しました。それは多くの話題になった一九七六年のワシントン大会の勝利後にきました。一九七六年十月四日、神は真の父母の御名において、天勝日を宣言しました。六千年の全聖書歴史の勝利が、その時決定したのです。わかりますか。

そして、この勝利の基台の上に、先生は一九七七年に天国の新しい暦第一年を歴史に対して宣言できたのです。その時点から、防御の戦いは終わりました。私たちのなすすべてが前進です。私たちのなすすべてが勝利の記念碑となるでしょう。

その時以来、私たちの戦場はホーム・チャーチになったのです。ホーム・チャーチが私たちの前線なのです。ホーム・チャーチを通して、私たちは社会の中に浸透していくのです。もしあなたたちがホーム・チャーチで勝利するなら、あなたたちは家庭的、民族的、国家的、世界的基準で勝利しているのです。ホーム・チャーチの勝利はすべての勝利を表わしています。

 ホーム・チャーチはあなたたちが自分を生きた供え物として、神に捧げるための神聖な祭壇です。これは天宙的な祭壇となることでしょう。もし、あなたたちがそこで正しく一つの供え物を捧げたとしたら、全天国を継承しながら、全世界を捧げていることになるのです。それがホーム・チャーチの基準であり、あなたたちの責任分担の試練なのです。
1979年10月4日

家庭連合(旧統一教会)では中央集権体制の中であくまでも教会中心の体制をつくり、経済ノルマを与えるための組織となってしまいました。
それゆえ家庭教会摂理を重要視することはなく、協会本部では正確なみことばもまとめることをしません。真のお父様の心情からその使命を自覚し出発することのできるような状況をつくる体制としませんでした。

ともかく今は、核戦争も起こりうる緊迫したアジアの情勢です。その根本原因がどこにあるのかを理解し、自覚することが必要であります。
そして、いつどうなるかわからない今日ですが、私たちは自分の使命と責任を完成するために行動することが必要と思います。

行動を起こし、その子女の責任分担を勝利するためには、まず真のお父様のみことばを探す必要があります。そのみことばとひとつになることが勝利の原則、方策であると考えます。

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阿南信義
Posted by阿南信義

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