金栄輝先生に電話しました
統一原理 総序
先生は、幾十星霜を、有史以来だれ一人として想像にも及ばなかった蒼茫たる無形世界をさまよい歩きつつ、神のみが記憶し給う血と汗と涙にまみれた苦難の道を歩まれた。人間として歩まなければならない最大の試練の道を、すべて歩まなければ、人類を救い得る最終的な真理を探しだすことはできないという原理を知っておられたので、先生は単身、霊界と肉界の両界にわたる億万のサタンと闘い、勝利されたのである。そうして、イエスをはじめ、楽園の多くの聖賢たちと自由に接触し、ひそかに神と霊交なさることによって、天倫の秘密を明らかにされたのである。
今年の2月に
お父様の側近中の側近である三弟子のお一人、金栄輝先生に電話をすることを私の家内に提案しました。
本当はお会いしてお話できればと考えていましたが緊急を考え、お電話することとしました。
家内は金栄輝先生御夫妻と以前から交流がありましたので、今回の件をどうしても確認して欲しかったからでした。
家内は尊敬する金栄輝先生御夫妻に失礼ではないかと躊躇しながらも、4日間の条件をたてて、つまりながら先生の自宅に電話をかけたのです。
すると金栄輝先生ご本人が電話にでられました。
そして要件である韓オモニの独生女発言について聞くと、「そのことは間違っています。罪がないということはありません。お母様は堕落圏からお父様が復帰されました。私はそのことに対して既に幹部に抗議をしています。」とはっきりと言われました。
統一原理を学んできたものは誰もが分かることではないでしょうか。復帰歴史は罪なきひとり子を求めて、多く犠牲をはらってきました。
「メシヤのための基台」を絶えず繰り返し立てながら、復帰歴史をたどってきたことをお父様は見事に解き明かされたということを私たちは知っています。
しかしながら、
世界家庭2015.12号P8に「キリスト教2千年歴史は聖霊の降臨、聖霊の役事によって導かれてきた歴史でした。それはどういう意味かと言えば、独り娘を探し出すための基盤であったということを知らなければなりません。」
と語られる韓オモニの発言は根本的にお父様が解かれた原理の内容ではない、別の原理となること表しています。
もし、それが真理であるならば、お父様がご生存されておられる時に、お父様がみことばで語っておられるはずです。
しかし、そのことを語っておられるみことばはありません。
三弟子であり、最高の原理講師である金栄輝先生も独生女の問題を否定しておられます。
今日、家庭連合(旧統一教会)には多くの原理講師がいると思いますが、それに対して何の疑問も持たないのが不思議で仕方ありません。
お父様の血と汗と涙の結晶である統一原理を知る者は、はっきりとした姿勢を示すことが今、願われているのではないでしょうか。
これが私の退会届けを出すに至った理由(その3)となりました。