阿南信義

家庭連合教会前でのチラシ配布に異論

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家庭連合教会前でのチラシ配布に異論

家庭連合にいる方々を救い出さなければならないという観点から、教会の前でチラシを配布することはどうかと思っています。

それは伝道するということよりも、家庭連合側を挑発する行為となり、教会長や婦人部長に感情的に行動するキッカケを与えてしまうからです。
そして、むしろサンクチュアリに対する対立感情が強くなって、思想的矛盾を超えて、感情から反対する姿勢を強くするようになってきます。そうすると下にいるシックに対してかえって強く主管して、戻ることのできないような体制を強化するようになるのは明らかです。

沈みゆく船の扉を固くしめるようになって、脱出するにもできないような状態になってしまいます。沈んでいく船に向かって機関銃を打ち込んでいるようなものです。それでは出るにも出れなくなります。

今は4300双祝福が天命であると思いますので、そのための行動が必要であって、教会の前でチラシを配布して、そうなるとは思えません。もしそれで伝道し、祝福ができているならばブログ等で紹介して欲しいと思います。

私は1970年代、勝共を担当していました。一人で共産党の県本部の前でも何度も共産主義の間違いを情宣カーの上から訴えていました。しかし、それは共産党の人を救おうと思ったからではなく、自由を守る人々を結束させるためでした。

家庭連合の教会の前でチラシを配布することに対して、こちらは攻撃や嫌がらせと思っていなくとも、相手はそう思っています。自分がその立場であったなら、当然そう思うからです。

現在、イスラム教の中でシーア派とスンニ派の対立は深刻で、戦争と殺戮を繰り返しています。今から対立するならば将来において、家庭連合とサンクチュアリはそのような形態になることでしょう。

家庭連合のシックを救い出すとするならば、感情的な対立をあえて、起こさないで、静かにひとりひとりをたずねながら、導き出す戦法としなければ、サンクチュアリの発展もないと思います。

迫害を受けてこそ、伝道は進みます。迫害と犠牲の中で神様は基盤を拡大してきました。
ですから、こちらから攻撃をかけるのではなく、家庭連合からの攻撃を待つようにすることの方が得策と思います。

石垣を外せば、城は崩壊します。
人は石垣ですので、ひとりひとりを導くならば、家庭連合は自然と崩壊します。
4300双祝福を勝利するときに、家庭連合は崩壊すると思っています。


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阿南信義
Posted by阿南信義

Comments 8

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6500truefamily

No title

沈みゆく船の奥底に閉じ込められた人たちにいかにして脱出方法を伝えていくのか悩ましい問題です。
驚くべきことですが、彼らにはほとんど情報が入っていないのです。ネットも見ないし、サンクチュアリ教会の話は、口に出すことさえご法度です。
韓オモニがお父様には原罪があり、私に会うまでは女性と関係を持ってはならなかったなどといった衝撃的な内容は知っている人は少ないだろうと思います。
実際、家庭連合所属の私の知り合いは、姜先生がサンクチュアリ教会に来られたことをしりませんでした。
そんなレベルです。家庭連合の食口の大半はそういう方たちだろうと推測します。
今、サンクチュアリに関係しておられる方は、どのように来られたのか不思議な感じさえ覚えます。

2017/01/24 (Tue) 09:58

ロード

いつも、紳士的な情報発信をされる阿南さんを尊敬しています。私のような者が意見を申し上げるご無礼をお許しください。

もし、江利川会長と徳野会長のトップ会談が実現し、両組織の代表チームによる公開討論会が開催されれば、ビラまき活動は、なくなります。

家庭連合幹部が一般信者に真実を伝えようとしないため、ビラを通して伝えようとしているのです。

「お母様は原罪なし、お父様は原罪あり、これは本当ですか?はっきり答えよ!!」

このスローガンに対し、家庭連合は、公式見解を通して、家庭連合の一般信者とサンクチュアリを含む全世界に回答する責任があります。

さて、ビラ配り活動に関する、私の歴史認識を述べさせてください。かって、強者である資本家が、弱者である労働者を搾取し、弱者を保護する法律が存在しない時代がありました。これを改善するため、労働組合を認めるようになり、ストライキ、デモ、ビラ配り、などが合法活動となりました。ビラ配りは、攻撃的な挑発行為と言うよりも、弱者の権利保護と言う側面を持った言論活動と言えると思います。

家庭連合が紳士的な回答と対応をされれば、ビラ配り活動は収束し、無責任な対応を続けると収まらないのではないかと思います。

by ロード

2017/01/24 (Tue) 10:26

hide6500

No title

家庭連合という船が沈んでおり、中にいる人を助けなければならないことも大事ですが、お母様と家庭連合がメシアを裏切ることで、世界が破滅へと向かっていることのほうが、はるかに重大です。過激や違法でない方法でなら、どんどん家庭連合の間違いを攻撃すべきです。それが神様の御心であると確信します。

2017/01/24 (Tue) 17:02

大分 阿南信義

コメントありがとうございます

みなさん貴重なコメントありがとうございます。

熱心にそのことを考え、行動している方々には失礼しました。

私は今までの経験の中でどのようにしてサンクチュアリの基盤を拡大して、失われた真のお父様の基台を取り戻すかという観点から、考えていることを述べただけで、各自が自由と責任の中で行動すればいいと思います。

チラシ配布を否定している訳ではなく、感情的対立を生まないようにやった方が家庭連合の崩壊に効果があると思っている者もいるということを知って欲しいと思います。

2017/01/24 (Tue) 18:34

鹿

家庭連合の末端食口には情報が入っていないのが問題ではない気がします。

末端でも、家庭連合にいれば、何か霊的におかしい、気持ち悪い、良心が落ち着かない、礼拝でちっとも復活しない、聖霊の導きを感じない、霊的呼吸ができない、など、家庭連合の異臭は、いくらでも感じとれると思います。

そして、お父様を求めるならば、お父様は直接与えて下さいます。80歳を過ぎて、FAXも使えない、ガラケーも持った事がないお婆さんが、所属する家庭連合の雰囲気の異変に気づきました。亨進様をお伝えすると、すぐに理解し受けいれ、大変復活されました。そして自力で1番大きなサイズのiPadをルーペを使って亨進様のみ言を受けています。

お父様を愛していれば、自分から家庭連合にいられなくなります。誰がとめても飛び出したい衝動にかられます。FAXも送れない、ガラケーも使えないお婆ちゃんが、一人でiPadを開きルーペで、一生懸命訳文を読み、姜先生のしっかりと聞き取りやすい日本語を、一文一文、うなずきながら拝聴しています。

家庭連合の事をよくセウォル号に例えられますが、セウォル号の高校生とは違うと思います。家庭連合に居残れる人は、そこで呼吸ができる人です。良心で独生女を受け入れることができた人です。家庭連合に葛藤がない、、良心をサタンに占領された人、、、につける薬はありますか?

荒療法でも、理性、品格皆無の井口さんの怒鳴り声で、少しは家庭連合の異常さに気づく人がいたかもしれません。

しかし、自分の良心は、本心と違う方向を向いていることに気づくには、本当に、どうしたら良いですかね?

2017/01/24 (Tue) 22:55

-

No title

大勢の人が私と家内に「ローデスさんをどうにかして下さい」と苦情を述べに来ました。それをローデスさんも知っていることでしょう。聖書が勧める方法は直接交渉です。2人の証人をともない直接話し合うことです。
ローデスさんは教会のスタッフであり、公的人物です。たくさん仕事を抱えています。泣いているだけでは問題は解決しません。神様も彼女を強められています。例えば彼女が椅子に掛けて泣き続けても皆、「幼すぎる」と言って却って腹を立てるだけでしょう。
ですからこの問題には真剣に聖書的に対処しなければなりません。「私たちの間ではいさかいなどありません」と偽りの顔を外に見せることなどしたくありません。
実際、ただ2人の人だけが国進兄さんの所へ行って苦情を述べました。「苦情の処理」は天一国合衆国憲法の人権規定にあります。苦情を公的な人に申し立てる権利があります。
憲法に即して問題を考えなければならないのです。だから自分の意見を述べたりローデスさんに何かあった時、直接話をすることについて気まずく思う必要などないのです。
偽りの平穏を装うのではなく、問題に愛をもって大人の対応をして欲しいのです。2人の証人を伴って話し合うことです。一緒に祈ることもいいでしょう。
ほとんどのメンバーが私や家内のもとにこの問題について話をしに来ましたが、誰一人直接、ローデスさんに話をしに行った人はいません。これは問題です。聖書的な意思疎通ではありません。不平不満が必要であれば言い合えるようにしなければなりません。
ロビーやジャマールさんは直接、私のところにやってきますし、国進兄さんの所へも行きます。むしろそうすることはいいことだと思います。みなさん国進兄さんにも話しできるでしょう。兄さんはローデスさんにとても大きな影響力を持っています。兄さんは毎週日曜日ここに来ていますから不満がある時は国進兄さんにも話して指導を仰いでください。
証人2人を伴うならば、あの時こう言った、いや言っていないという争いを後で避けることができます。
パウロの書簡にあるように教会として対処しなければなりません。愛をもって神様の栄光のために働けるように解決するのです。
押し隠すことなく、すべてうまくいっているかのように偽ることなくいきましょう。結局そんなことをしても内部から崩れます。誠実に、かつ透明性をもって向き合うのです。結局それが正解なのです。
だから私たちの中でいつも「争うな」と言って問題を収めようとする人がいたら、どう言いますか。「争ってもいいですよ、ただし殺し合いだけはしないでください」といいましょう(笑)。

2017/01/25 (Wed) 08:13

NYNJ

阿南さんのご意見に賛成です。
自由と責任で、各々が良しとする方法で訴えていけば良いのではないでしょうか。

2017/01/25 (Wed) 17:00

大分 阿南信義

鹿 様

鹿 様

コメントありがとうございます。
家庭連合の方々を救うにはどうするべきかということですが。
真のお父様が興南で実践された方法が伝道のやり方の根本であると思っています。
それは口も開くことのできない環境の中で、周りにいる人たちの囚人服に書いてある名前を覚えられて、深刻な祈祷をされていかれました。その結果、霊界にいるその祈られた囚人の方の先祖が夢とか啓示であらわれて、訴えてきてどうしようもないのでお父様に従うようになったとあります。
今のサンクチュアリにきているシックは殆どが家庭連合からの方でありますので、その因縁圏は必ず、あるはずです。また、名前を知っている人がいるはずです。その方々に対して深刻な祈祷を捧げた条件をもって、電話したり、手紙を書いたりして行くときに、気づいてくれる方もいるし、気づかない人もいると思います。
気づかない方は後回しにして、その気づいた方に集中しながら、さらに先に進めて、その因縁圏をまた同じように展開することを通して、浸透できると思います。
こちらでは各自がそのようにしていますし、教会でも祈祷室にその名前を書き出して全体でも意識して取り組むようにしています。
問題はこちらの深刻さが神様と霊界が協助できる基準であるかどうかだと思います。

そして攻撃体制からは対立関係となり、同等の関係となって、縦的な神様や霊界の協助が得られにくくなるのではないかと私は考えます。

2017/01/26 (Thu) 06:59