フランシスコ大友宗麟に導かれて


 ―「SC九州青年研修会in津久見」報告書―、  宮本記


 神はいま、一世の大人たちがこれまでに培った信仰では捉えきれないほど大きな心と深い配慮をもって、二世たちを中心に立てて摂理を導いておられる。2代王がアボニムの聖霊の火を投じる役事に着手された昨年(2018年)8月以降、それは地上界の出来事として目に見えるかたちで現れてきた。二世たちが、日本サンクや大分聖殿、個人教会を含め、大人たちの枠組を超えて連携し、動き出したことだ。

 ■キリシタン先祖が二世青年を押し出す
 今年2019年2月26日(陰暦1月22日)、豊後国(大分県)のキリシタン「るいさ」の400年記念聖和祭(大分聖殿主催)を佐伯市宇目で催したとき、神は、そこに3人の二世を呼び寄せられた。そのうち2人(福田君、古川さん)が4月から72日間のサンクチュアリー・キングダム・アカデミーに参加し、これが6月30日の第一回SC九州青年合同研修会(於:熊本県長洲町)開催につながった。

  その後、実践編として海釣り体験研修の企画が持ち上がり、8月28日、大分県津久見市に九州4県から7家庭21人が集合した。「8月28日」は、日本のキリシタン時代をリードした豊後国(大分県)のキリシタン大名・フランシスコ大友宗麟(1530~1587)の受洗記念日。「津久見」は宗麟が晩年、島津との戦いで一度は諦めた夢〈キリスト教王国建設〉を小規模ながら実現した場所であり、そこにサンクチュアリの古川さんご家庭がある。すなわち、開催日「8月28日」と場所「津久見」もまた、天の導きによるものであった。

津久見湊(古川さんの写真)


研修会場の広浦地区集会所は、国道一つ隔てて津久見湾に臨む位置にあり、すぐ近くに古川さんの船が繋がれている。秋雨前線による雨続きで、海釣りは事前中止を余儀なくされたが、古川さんがあらかじめ海釣りして準備した新鮮な海魚のさばき方を実習し、バーベキューを囲みながら、恵み深いひとときを過ごした。
 冒頭、同市大字津久見字ミウチにある宗麟の墓地を訪れ、樹間に響くセミの鳴き声に合わせて讃美歌をうたい、二世青年代表らが献花。宗麟が27年間準備して受洗したこと、その後、ヨブのような絶対信仰をもって生きたことなどを学び、阿南・大分聖殿教会長が感謝の祈りを捧げた。

img291_20190904014316881.jpg


■キリスト教を信じて他界した霊人たちの協助―完成再臨復活摂理
 大分聖殿は昨年(2018年)11月11日、すなわち大友宗麟が受洗した1578年から数えて440年目に2代王様から祝別と聖霊役事を受け、新たにスタートした。400年目の1978年には、阿南教会長ご夫妻が再臨主お父様による祝福マッチングの恩恵に与った経緯がある。キリシタン史につながる400年と40年のサタン分立のための復帰摂理が背景にあり、数理を合わせて〈キリスト教を信じて他界した霊人たち〉が「完成再臨復活」の役事をしているのだ!(原理講論227~228頁)。

■訓読生活の恩恵がいかに大きいか―
  『原理講論』の後編緒論に、完成期・成約時代は「メシヤに従ってさらに成長し、そこで初めて創造目的を完成することができる。」(271頁)、「我々がこのような歴史的勝利者になるためには」、「復帰歴史の完成者として来られる再臨主を信じ、彼に侍り奉り、彼と一つになることによって、彼と共に、復帰摂理歴史の縦的な蕩減条件を横的に立て得た立場に立たなければならないのである。」とある(288頁)。
  成約時代を歩む祝福家庭の勝利の秘訣は、世界的天宙的メシヤであられるお父様といかにして「一つになる」かにある。再臨主お父様はそのための方途として、「第一に、全祝福家庭はまず家庭の中で神様を中心として侍り、父母と子女が完全に一つとなる訓読教育を毎日実践しなさい」(御言「天地人真の父母定着実体御言宣布天宙大会」)との訓戒を遺された。エバが戒めの御言を捨てて堕落したように、祝福家庭も神の戒め―お父様の遺訓―を無視するなら堕落する。
 今回、津久見に集まった二世青年たちは、自己紹介の傍ら各家庭における御言訓読会の取り組みを報告したことであったが、その恩恵がいかに大きいか、ともに確認することができた。


 ■二世を中心とした家庭摂理に呼応して―
 お父様が聖和された後、摂理は三代王権摂理へと移行した。モーセ路程で言えば、荒野で滅ぶ一世たちを中心とするのではなく、カナンに入るヨシュア・2代王様と二世たちを中心とする摂理である。加えて、従来の個人摂理時代は過ぎ去り、家庭摂理時代に入った。九州における二世を中心とした〃枠を超えた〃氏族メシヤ摂理活動もまた、このような移行する摂理に呼応するものであると思われる。
 絶対性による神の血統定着こそが、摂理の根幹にある。何より「家庭盟誓」を標語に、「神が同居する」ことのできる歩みを成していきたいと思う。

 「堕落によって家庭から真の父母がいなくなったので、真の父母を家庭に迎えるため、氏族的メシヤを通して家庭を救うための摂理が行われるようになったのです。家庭を救うために氏族的メシヤを送るのです。家庭が問題なのであり、家庭が真の父母を必要としています。家庭こそが中心的出発点なのであり、国家でも世界でもありません。ですからお父様は、氏族的メシヤを家庭の救いのために送り出したのです。それができれば、氏族、国家、世界を救うことができます。…愛の王国、生命の王国、血統の王国、また地上天国と天上天国…が家庭から始まるのです。」(1994年4月24日「真のお父様の孤独なる40年生涯」)



 《写真でみるSC九州青年研修会in津久見》

img293_20190904014329684.jpg
▲大友宗麟公受洗を偲ぶ墓参のあと、会場(広浦地区集会所)に戻り、古川父の指導で魚のさばき方を研修。刺身や寿司ネタに切る作業を青年たちが体験した。


img294_20190904014331d21.jpg
▲手作りの寿司や刺身、そしてバーベキュー(焼肉)、大分聖殿の食口が用意してくれたカレー、茄子の煮物やサラダ、煮卵、瓦ソバなどバイキング形式で会食。その中で各家庭の御言訓読その他、信仰生活を立てる苦労談や証しがあり、感動の恩恵を交換した。
第二部はアドベンチャー・フィットネス・キャンプに参加した落河兄が写真を投影しながら、柔術や救護訓練、滝のある川での2代王によるバプテスマ、信八様ソヨン様の祝福式…、五大湖まで出かけて鮭を釣ったことなど感想を含めて報告。阿南教会長が「氏族メシヤ摂理」について講話し、夫人の祈祷で締めくくった。
 日帰り家庭もあるため、午後4時で一旦修了したが、その後もほとんどが居残り、より深い打ち解けた懇談の時間を持った。とくに二世青年たちは円座をつくり、身を乗り出して真剣にゲームやテーマを出して自由討論に熱中するなど、真の父母を中心に神の血統を共有する兄弟姉妹としての、この世にはない深い心情結束の微笑ましい情景が見られた。


img295_20190904014310ce2.jpg
▲フランシスコ大友宗麟公墓地の前で集合写真。




にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



プロフィール

阿南信義

Author:阿南信義
大分聖殿(サンクチュアリ大分)
 阿南信義  080-8375-0337
大分の山奥で農夫をしています

sanc16ooita@yahoo.co.jp

最近の投稿記事

興進様と亨進二代王様 2019/12/09
中曽根さんを想う 2019/12/07
真のお母様はイギリスの女性から選ばれていた 2019/12/06
真のお父様の原点にかえることが二代王様を支えることに 2019/11/25
久しぶりの日曜礼拝 2019/11/24
神様は男性格主体で永遠に一元論 2019/11/23
1-1-1伝道をすすめる 2019/11/22
何をなすべきか 2019/11/21
原理を学ぶ 2019/11/20
ペンシルベニアを想い起こすとき 2019/11/19
ラスベガス、フーバーダム、グランドキャニオン 2019/11/18
70日期間をどう過ごすか 2019/11/16
香港の問題と自分の覚悟と決意 2019/11/15
防御と創建キャンペーン参加者の証 2019/11/14
文在寅と文喜相はなぜ 2019/11/12
興南路程の目的と真のお父様の勝利と二代王様 2019/11/11
精誠の革命を捧げるとき 2019/11/11
ペンシルベニアでの出会い 2019/11/10
防御と創建キャンペーンに向かう心情 2019/11/07
家庭こそが天国基地 2019/11/07

カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

検索フォーム

QRコード

QR